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[WBS]合板が品薄で価格高騰!人気DIY教室も悲鳴[株式会社クラフトスタイル]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

イスや小屋などがありますがDIY、つまり自分で簡単に作れる家具です。

こうしたDIYによく使われているのが合板と呼ばれる板です。この合板は住宅建設などでも使用されて私たちの身近で多く使われている木材ですが、今その価格が高騰しています。

背景には一体何があるのでしょうか?

株式会社クラフトスタイル

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玉川高島屋にある体験型DIYショップです。ワークショップに参加して作品を作ったりDIYに関する商品を購入したり。「つくる」事を楽しむお店です。

木工作家の三上晶子さん。

12月のワークショップの材料取りをしている。

最近は女性などにも人気だというDIY教室「tukuriba二子玉川本店」。

今はクリスマスに向けた教室の準備に追われています。大人だけでなく子どもでも楽しめる教室を開催しています。

DIYの材料として使われる木材がこちらの合板。

合板とはベニヤ板などを何枚も接着させてできたもので、しなやかで強度が高いのが特長です。

tukuriba二子玉川本店の川上希望店長。

加工しやすく、扱いやすいのが魅力。

子どもでも扱いやすくDIYには欠かせない合板。しかし、店頭の棚を見ると・・・

物自体がない状況。

仕入れ値は春先の2倍。

こちらの教室では来月移行の合板の供給量が不透明な状態だといいます。

DIY教室には合板はなくてはならないもの。

どんな家具を作るときにも使うものなので困る。

合板が品薄で価格高騰!木材↑・原油↑のダブルパンチ

なぜ合板が品薄で値上がりしているのでしょうか。

合板メーカー「キーテック」の工場を訪ねました。

運び込まれているのは合板の原料となる杉の木や唐松などの丸太。

しかし・・・

キーテックの中西宏一社長。

以前はここから向こうまで全部ありました。原料が入りづらい状況。

本来資材置き場であるところが何もないままに。

去年4月の写真を見てみると資材置き場には木材が埋め尽くされていました。

世界的に木材の需要が高まり、価格が上昇したウッドショックにより海外からの輸入が激減。国産の木材が取り合いになっている状況で価格が上昇しているのです。

さらに合板を作る現場ではもう一つの価格高騰が直撃していました。

合板を作るにはまず丸太を1枚の板にします。

それを乾燥機にかけた後、接着剤がある機械に流していきます。

ここで初めて貼り合わせ合板になる。

一般的な製品の厚さは12ミリで5枚の合板を貼り合わせる。

ここで使う接着剤の価格が高騰していたのです。

原油由来の接着剤で年初から比べると5割仕入れ価格がアップしている。

木材と接着剤の高騰、さらにそれを作る際の燃料費の高騰もあり合板価格は年初より3割値上げしていますが、さらに値上げしないと厳しい状況だと中西社長は語ります。

もう少し値上げしたい。

この状態が続くとなるとさらなる値上げもやむを得ない。

合板が品薄で価格高騰!住宅メーカー調達に工夫

合板は住宅建設の現場でも数多く使われています。

オープンハウス・ディベロップメントの戸和寛文さん。

3階建ての場合、床と屋根で80~100枚くらい使う。

年初で1枚900円くらいだったが、いまは1,400円くらいまで高騰している。

約1.5倍くらいになってきている。

1棟あたり5万~10万円ほど高くなっているといいます。

また品不足によって一部の木材加工メーカーではある事態が起こっていました。

8月の盆明けから9月にかけてかなり不足状況があり、ホームセンターに直接買いに行ってかき集めて1棟分確保することもやっていた。

オープンハウスではこうした事態に対応するため9月頃から屋根に使う合板の一部を別の板で代用。

さらに建材商社などを通し独自に合板を確保することで工期に遅れを出さないようにしていますが、今後も苦しい状況が続くとみています。

少なくとも来年の年始、春先くらいまでは合板の不足状況は間違いなく続く。

いろいろな部材のメーカーで対応できる柔軟性を持った設計の仕方であるとか、より幅広く考えていく必要がある。

木材と原油の高騰で値上がりしている合板。

供給量も少なくなっていて、景気をけん引する住宅着工にも影を落としつつあります。

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