CDやDVDレンタル大手のツタヤは10月30日、新しいプライベートブランドを発表しました。
それが見た目は化粧品のようですが文房具です。テープが入ったテープカッター、口紅ように見えるステープラー、ホッチキスです。
なぜ今、ツタヤが文房具なのでしょうか?
株式会社TSUTAYA
[blogcard url="http://tsutaya.tsite.jp/"]
ツタヤが10月30日に発表したのが文房具のプライベートブランド「ヘデラ」。ラテン語で「つた」の意味です。
30代~40代の女性をターゲットしにしたブランドで11月から90品目を展開します。
文具雑貨商品企画ユニットの梅澤豊徳さんは、
今までの文房具というのは事務用品というイメージが強かった。女性に支持をもらえるようなかっこいいデザインにしました。
実はツタヤで文房具を買う人の約65%が女性。そのため大人の女性に使ってもらおうと高級感のある3色を選びました。
デザインは化粧品をイメージ。
さらに使い勝手にも特徴があります。
例えばホッチキスは使用しないときは筆箱に入るサイズにでき女性の小さなカバンでもかさばらないといいます。
こうしたデザインやパッケージでオシャレさを打ち出し、文房具をファストファッションのような存在にしたいといいます。
書籍があるところには文房具がある。文房具が売れると考えている。
実はツタヤでは本を買う人の約3分の1がついでに文房具を買っています。
一方、DVDやCDのレンタルはインターネットの動画配信サービスの登場により伸び悩んでいます。
以前はレンタルを中心としていたが、去年くらいから本に軸足を置いていて文房具とカフェでお客様に集まってもらう方針。
レンタルからの転換を進める中、文房具で新たな女性客を取り込む戦略です。
株式会社丸善ジュンク堂書店
[blogcard url="https://www.maruzenjunkudo.co.jp/"]
老舗書店でも文具に力を入れる動きがあります。
2017年8月、池袋に都内最大級の文具専門店をオープンしたのは丸善ジュンク堂書店です。
高級文具のイメージが強い丸善ですがここで力を入れているのは若者向けの一般文具です。
品揃えは約6万5,000点。
その中でも売れ筋商品には特徴があるといいます。
丸善池袋店の天野隆志店長は、
こちらは本体価格が320円。通常の商品と比べると少し高めだが品質が高いものなので長持ちする。
以前に比べて価格よりも品質やお客様のこだわりで購入する傾向が強い。
シャープペンシルひとつを取っても100円台の手頃なものだけでなく、ちょい高の2,000円代まで揃えています。
お客様は、
欲しいものはちょっと高くても買う。1,000円くらいのシャーペンとか買う。
お客様のこだわりに応えることで1人あたりの単価も高くなるといいます。
また今回、池袋店のオープンに合わせて過去に販売終了となった若者向けのオリジナル商品を復刻。こちらも通常の商品と比べると価格は高いもののデザイン性でアピールする狙いです。
年配層のお客様や男性客がターゲットの店が多かったので今回、池袋の地ということで若い世代にも丸善ブランド、丸善文具を知ってもらう試みの店。若い世代をどんどん取り込んでいくことで将来的に店、会社の発展につなげていければと。