お金生む！儲かる！法則を大公開SP
殺到ホテル法則＆バカ売れおもちゃ法則
続いての儲かる法則は…
ロングテールの法則。
ロングテールの法則？
儲かる法則ピーク・エンドの法則②ロングテールの法則？
しっぽ重要！商品集めて2,200億円
ひとつのお店で売り上げ商品を順に売り上げを棒グラフにすると、その形がまるでしっぽの長い生き物のようになるっっていうのがロングテールの法則で、このしっぽの方はちょっとしか売れないから売り上げの儲けよりも倉庫に置いておくコストのほうが大きくなって赤字になっちゃう。
だから普通の会社は仕入れないのですが、うまく在庫コストを下げられればほかがやらない分、お客さんを独占できて逆にめちゃ儲かるぞ！ってのがロングテールの法則を利用した儲かり戦略。
坂口さんによるとこの法則を世界で一番うまく使っているのが…
Amazon。
Amazonははいろんな所が売っている商品も当然置いている。ただ、ありとあらゆる1日何個かしか売れないようなものまで揃えることによって何でも手に入ることを喧伝していった。
でも日本でもロングテールの法則でがっちり!!な会社があるらしい。
それが東京・新橋のこちらの会社。
ご無沙汰しております。
実はこちらの方…
在庫が好きで好きで仕方なくて♥
在庫まみれの会社なんです。
以前番組で紹介した在庫だらけなのに儲かるトラスコ中山の中山哲也社長。
トラスコ中山といえば工場や建設現場などものづくりの現場に工具を売る会社。
手袋だけで8,000種類以上。
カラーコーンも2メートルサイズまで選べ、工具なら何でも買えちゃうものづくり業界のAmazon。
年商はなんと2,293億円。でも置いてあるのは人気商品だけじゃない！
バニラの香りがするドライバーや一斗缶をたたむカッターなどマイナーな商品もたくさん。
とにかく何でも持っちゃうのでトラスコ中山の倉庫は在庫だらけ。
趣味「在庫」でございます。
でも社長、こんなにいろいろ置いていたら場所代もかかってもうからないのでは!?
大きい声では…
ロングテールやテールスープと一緒でテールの部分に非常に旨味が染み込んでいる！
なんと在庫コストがかかりそうなテール商品のほうが儲かる旨味がデカいと笑う中山社長。
実際、年商2,000億円を支えているのも売り上げの40％以上を占めるマイナー商品。
ニッチな商品をどんどん投入し始めた15年前から会社が急成長！売り上げもおよそ1.8倍に。
これだけ儲かるのなら色んなニッチ商品を置いちゃうんです。
こちらの倉庫で2年に1度しか出ない商品です。
そのニッチ商品は…
トラスコ中山の小島朋子さん。
こちらはスパナ。
こちらは2年に1個売れるという巨大スパナ。造船所の油圧機や発電所のタービンを締めるのに使われているという。
ではなぜほかにはない儲かるニッチ商品が揃えられるのか？
そのヒミツはトラスコ中山の独特な商談によるという。
この日、新商品の売り込みがあるといことで商品担当の田部友里さんに同行すると…
本日5つの商品を持ってきました。
メーカーさんが持ってきたのは茶カテキンの効果を見込んだ5つの新商品。
茶カテキンの段ボールに茶カテキン効果の袋。
なかにはカテキンカッターなる珍しいアイテムも。
さすがにこれは買いませんよね田部さん…
茶葉を入れることによって抗菌防臭、コロナ禍でウイルスとか注目されている。
多少コストが高くても買って頂く…選択肢には…
売り込む男性もさすがにちょっと自信なさげ!?
で、こうして商談すること30分。
田部さんの出した結論は？
全て採用する方向で。
よかった。
なんと提案された5つを採用！
基本的にうちは全部採用しようという考え。
えっ全部買っちゃうの？
助かります。
普通は5つやっても1つ採用してくれるか？の世界。
むしろ売り込んだ側が驚いちゃっている！
大丈夫ですか社長？
メーカーさんは必ず世の中に必要とする人がいることを前提に作る。
必ず売れ行きが少なくても必要な方はいる。
なのでとりあえず新商品は全部置いちゃえっていうのがトラスコ流。
でも欲しいニッチ商品が必ずあるわけではない。
そこでトラスコ中山のもう一つの作戦が!?
トラスコ中山のPB商品です。
そう、無いものはトラスコ中山が作っちゃう！
こちらのキューブ型扇風機、これ何がよいのかというと…
積み上げたり、ひっくり返して使える。
だから工場で360度換気したいってときに超便利。
こちらにあったのは折りたたみ式のカラーコーン。
このカラーコーンでしたらカバンにも入ります！
でもこうやってニッチな商品をどんどん増やしていくと倉庫が溢れてどんどん場所代のコストがかかっちゃうような!?
どうやって在庫のコストを下げるのか？
