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[WBS]トヨタ24Hレースに投入!水素エンジン車の実力は!?[トヨタ自動車株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

スピードや耐久性など市販する車の開発にも通じることから、自動車レースは走る実験室と呼ばれていますが、いま注目されているのがこちらです。

トヨタ自動車が開発したレーシングカーで燃料に水素を使う新技術が搭載されています。

水素は次世代エネルギーとして期待が高まっていますが、ただ普及に向けては超えなければいけない壁もあります。

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雨雲が垂れ込める富士スピードウェイ。

5月22日にスタートする24時間レースに向けて5月21日に予選が行われる予定でしたが、雨は止むことなく全て中止となりました。

期待はしていたが残念。

予選でお客様が注目していたものの一つが水素で走るレーシングカーです。

水素を燃料とする自動車は2014年にトヨタが燃料電池車を世界で初めて発売。

2016年にはホンダからも売り出されました。

車体に搭載した燃料電池で水素と酸素を反応させて発電し、モーターで走るので走行音が静かなことが特徴です。

環境に優しい次世代車として注目を集めましたが、国内の保有台数は4,600台ほどと普及には至っていません。

今回、出場するレーシングカーが積んでいるのは燃料電池ではありません。ボンネットの中にあるのはこれまでの車と同じようにエンジンです。

このエンジンの中でガソリンの代わりに水素を燃やしてエネルギーに変えます。そのため迫力あるエンジン音もガソリン車と同じ。ただガソリンとは異なり、燃やしても二酸化炭素は発生しません。

水素を燃料とするため燃料電池車のチャージにも使われる移動式の水素ステーションも設置されました。

水素自動車の普及の鍵を握るといわれる水素ステーション。

しかし、そこには課題も・・・

水素ステーションの設置コスト

政府は2030年までに現在の5倍以上に相当する900ヵ所に設置する目標を掲げていますが、水素ステーションの運営企業や自動車メーカーで作る会社は・・・

水素ステーション普及に取り組むJH yMの菅原英喜社長、

将来を考えたときに右肩上がりで建設されるかといえば今がひとつの踊り場。

水素ステーション増設の課題ははっきりしている。

海外と比べて高止まりしている建設費や運営費などのコストを下げていく。

国の補助や支援金がるものの4億円以上掛かるとされる建設費や年間およそ4,000万円の運営費が負担となり赤字になりやすいとされる水素ステーション。

そこで今、コスト削減を狙った水素ステーションが登場しています。

こちらが水素ステーションです。ただ、人の姿がどこにも見当たりません。

無人の水素ステーションです。

日本エア・リキードでは全国に13の水素ステーションを所有していますが。そのうち2店舗は一部の時間を除き無人で営業しています。

無人の時間帯に利用する場合はお客様が一人で補給作業をしなければいけません。

そのため・・・

日本エア・リキードの水素エネルギー事業本部、谷水賢史マネージャー、

スイッチをオンのまま充填を行わないでください。

初めて利用するお客様は従業員によるレクチャーを受ければ2回目からはセルフによる充填が可能です。

ノズルの接続はオンとオフの文字で確認することができ、簡単に外れることはないといいます。

開始ボタンを押せば、

メーターが動き始めました。

トヨタのMIRAIの場合、空の状態から3分ほどで満タンになるといい、ノズルのこの部分が赤から青に変われば充填完了です。

安全のため無人の時間帯はカメラを通して遠隔で監視しています。

コスト削減が見込めることから今後、残りの水素ステーションにも無人化を取り入れたい考えです。

有人の時間に無人の時間を足して週45時間の営業を80時間に延ばしている。

運営費を抑えながら営業時間を拡大できることがメリット。

普及に向けた課題は車の検査にも・・・

都内にある自動車整備工場。

トヨタ モビリティ東京芝浦店の髙木雅史さん、

MIRAIをリフトアップして水素タンクの検査をしている。

これがトヨタの燃料電池車MIRAIに搭載されている水素タンク。

東京都では特別な講習を受けたスタッフのみが点検できます。

ライトを当て亀裂や損傷がないかを確認。また、検知器を使い結合部から水素が漏れていないかをチェックします。

その水素タンクには検査時期が定められていて、

ここに水素タンクの点検時期が記載されている。

次の点検は2025年3月になります。

一方、フロントガラスに貼られている車検の時期は令和6年、2024年5月。

検査時期がずれてしまう理由は国の制度にあります。

二重検査

車検制度は国土交通省が管轄。一方、水素タンクの扱いは高圧ガス保安法を管轄する経済産業省により規制されています。

それぞれ検査の時期が異なり、新車の場合、車検は登録日から3年後なのに対し、水素タンクは製造日から4年1ヵ月後とずれています。

この二重の検査がユーザーの負担となっています。

手続きも車検と水素タンク検査はそれぞれ省庁が違うので異なる。

こちらの店舗では車検と同じタイミングで水素タンクの検査を前倒しすることをお客様に提案。

初回以降は2年ごとに同時に検査できるようにしています。

国はこの車検と水素タンクの検査を一本化する方向で検討に入っています。

経産省の梶山大臣、

産業界からはかねてより規制の一元化の要望がある。

本年6月には大枠の方向性を取りまとめる予定。

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