食品包装
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東京・千代田区の月刊食品包装。
製造で使う検査機が新しくなったりとか、抗菌フィルムが採用されるなど放送業界のマニアックな情報がてんこ盛り。
発行部数は月2万部。
どうも!吉沢です。
3度目の登場、吉沢文雄デスク。
以前は水なしで魚が生きたまま運べる箱なんてトップニュースもご紹介頂きました。
「調子はどうですか?」
会社は良いですね。良いというか今年は記念すべき年なんです。月間食品包装が創刊60周年を迎えました。
晴れて60周年を迎えた食品包装が紹介してくれるニュースとは?
数年前に1度ご紹介したんですけどヨーグルトが入っているカップを振って、その後で開けてもヨーグルトがつかないフタっていうのを昔ご紹介したことがあったんですね。
3年前に教えていただいたのがどんなに振っても中身のヨーグルトがつかない画期的な素材のフタ。地味だけどすごかった。
そのメーカーさんがさらに進化したものを開発しました。
商品包装のせまい業界トップニュースはヨーグルトだけじゃない、○○がつかないフィルムが誕生!
東洋アルミニウム株式会社
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ヨーグルトがつかないフタを開発した東洋アルミニウムへ。
そういえば、
こんにちわ!ヨーグルトのフタにヨーグルトがつかなくなったぞ!
超ハイテンションだった関口朋伸さんは元気かな?
遠くの方からそれらしき…、
大変ご無沙汰しております。もう、懐かしいです!
グイグイ来る関口さん。散髪したみたいです。
「離してもらっていいですか?」
はい!すいません!
関口さん、あれからどうなりました?
おかげさまでですね、ヨーグルトのフタの取引先が1社から2社、3社、4社と広がってきましたです。
「じゃあもうがっちり?」
がっちりです!
あのフタが進化したって聞いたんですけど。
「本当ですか?」
本当なんです!ぜひ今日は見て頂きたい!
加工開発センター
一体、どんなものが開発されたのか?
いざ加工開発センターへ。
感動を与えます!
お待たせしました!これががっちりアイテム。
「ケーキ?」
ケーキの周りのフィルムがですね、クリームがつかなくなったんです!どうぞ!見てください!
そこまでいうのならどれどれ?
フィルムにクリームがついてな~い。
「しかもこれキレイ!」
ケーキの側面がキレイな状態でございまして、これが喜ばれてですね。もう舐められなくて非常に悲しいんですけど。
「つかない!」
つかない!
今までのフィルムだと、
「フィルムが透明なのに白い!」
クリームがくっついてケーキの側面も凸凹に。
でも新開発のフィルムで包んだらツルッツル!
もしかしてクリームが違うのかな?と思って新しいケーキに付け替えてもクリームがつかない。
この差は一体なんなのか?
あのヨーグルトがつかないフタはフタの表面にとっても細かい凹凸をつけることで水分をはじいている仕組みでした。これは蓮の葉の原理を応用しています。
ところがこれだと油分の多いクリームははじかない。
これがデコボコだけじゃダメ!油をはじかす材料をここに組み込んでいる。
「その材料は言えない?」
企業秘密でございます。
トップシークレットですが東洋アルミニウムさん、この油をはじく材料を5年かけて開発したのです。
5年かけて研究開発してきまして、ようやくここに!
これは自信を持って言えますね!世界初でございます!
世界初、油をはじくフィルム。
ということは、よくコンビニのお弁当などでタルタルソースなどがついたりすることがありますが、これも大丈夫になるってことですね。
ほかにもキッチン周りの汚れ防止シートにも大活躍!
次はどんなフィルムを作るのか?
関口さんの新開発を待っていますね!
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