買い物をした際に渡される紙のレシート、サイフの中に溜まっている良いう人も多いのではないでしょうか?
最近ではスマートフォンで見られる電子レシートも登場しているものの、店ごとに規格が異なるのが現状です。
その電子レシートの規格を統一し本格的に普及させようと政府も動き始めました。
東芝テック株式会社
[blogcard url="https://www.toshibatec.co.jp/"]
経済産業省 消費・流通政策課の林揚哲さん、
レシートの束、こんなものは要らない。スマートフォンになるんだよ。
経済産業省が主導となって2月13日から始まった電子レシートの実証実験。
紙のレシートは非常に煩雑。レシートの電子化によって全てスマホで管理できる。
まずは2月13日から東京・町田市で実証実験を開始。
スーパーや薬局など27店舗で電子レシートが発行されます。
期間 | 13日~18日 |
実施店舗 | 27店舗 |
実際に相内優香キャスターが買い物をしてみると、
商品を選んできました。どのように電子レシートは発行されるのでしょうか?
まずは専用アプリを立ち上げ、レジで画面のバーコードを読み込みます。
今は実証実験中のため、紙のレシートも発行されますが導入後はスマートフォンに送られる電子レシートのみ。
東芝テックの技術統括部、三部雅法さんは、
紙のレシートと全く同じものをスマートフォン上で見られる。
導入の際はレジそのものを変える必要はなく、中のソフトウェアの更新だけで済むため店側の負担も少ないという、この電子レシート。
普及のカギとなるのが、今は企業ごとに異なる規格の標準化です。
東芝テックのレジだけでなく他社のレジでも規格を標準化することで使えるようになる。
電子レシートの活用方法
電子レシートはデータとして貯まるだけでなく、家計簿代わりにもなるこんな機能も…
3ヶ所で買い物をして、全てのレシートが電子化されました。合計金額が表示されるので節約にもつながりそうです。
さらに既存の家計簿アプリとも連携させることができ、品目ごとの支出の確認も簡単にできます。
お客様は、
すごく楽だと思う。家計簿がつけやすくなる。
また経産省は規格を統一した電子レシートを広く普及させることで収集できるデータを増やし、企業の新たなサービス展開にもつなげたい考えです。
企業だけで集まった情報を活用して、さまざまなマーケティングをしてきたが、電子レシートを使うことで、より精度の高いサービスや商品開発ができるのではないか。