社内の親睦を深めるためにサッカーやラグビー、テニスなどの部活動を取り入れる企業も多いのではないでしょうか。
最近そうした部活動としてある意外なスポーツに注目が集まっています。

凸版印刷株式会社
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午後6時過ぎ、凸版印刷のオフィス。

就業時間後の会議室を覗くと…

対戦ゲームの腕を競う社員たちの姿が。

実はこれ凸版印刷のeスポーツ部の活動。今年3月に設立し、現在50人ほどの部員がいます。

凸版印刷のトッパンアイデアセンター、園部英一郎課長、
デジタルマーケティングの仕事をやっている。

入社22年目、44歳の園部さんと対戦するのは入社4年目、27歳の谷山友規さん。


公共系のサービス開発などを担当。

部署も年齢も全く違う2人ですが…
eスポーツを機会に初めて知り合ってこんなにしゃべれるようになった。

またeスポーツはスマホ1台でもプレイできるのが魅力の一つだといいます。
敵!

方向は?

300!

弊害があって本名よりプレイヤーネームで呼びがち。

今までは「平山」と呼んでいたが「マサマサ」みたいな。

先輩なので「井坂さん」と呼んでいたが「ガハルさん」って。

年齢や部署のカベを取り払ってくれるeスポーツ。
いま社外との交流にも役立っているといいます。

eSPORTS TRINITY
10月23日、都内で開かれたイベント。

トーヨータイヤや丸紅、DeNAなど8社が集まりました。

名刺交換の後…

始まったのはeスポーツの企業対抗戦。

人気格闘ゲーム「ストリートファイター」での対戦です。

選手はいずれも会社の代表。
一度試合が始まれば真剣そのもの。

プロのeスポーツ大会のような優勝賞金はありませんが盛り上がりは本格的です。

対戦を終えた後は企業同士ならではのこんな会話が…
我慢比べで負けた感じ。

正直めっちゃ我慢していた。すごく強かった。

皆さんエンタメを仕掛ける側。

自分たちが楽しんで仕事できていないとお客様に向かうときにそれが伝わらない。

一緒にやっていけたら。
今度お伺いするので。

ゲーム好き同士、すっかり意気投合。あっという間にアポが入ったようです。

このイベント、来年1月には2回目の開催を予定しています。

凸版印刷のeスポーツプロジェクト、平山正俊リーダー、
「eスポーツで何かやらなくては」という企業が多くなっている。

eスポーツの特性はオンラインもあり土地や居場所を関係なくシームレスな考え方ができる。

そこが通常の集まらなくてはいけないスポーツとの違い。
