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[WBS]東急電鉄「年間25トン」!電車の忘れ物 再流通へ[東急株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東急電鉄の忘れ物を預かる倉庫の様子です。

駅や車内での忘れ物は年間およそ25トン。その廃棄処分におよそ1,000万円も掛かっていたそうです。

今回、東急電鉄はブックオフと組んで忘れ物を中古品として販売する新たな取り組みを始めました。

電車の忘れ物年間25トン!?東急×ブックオフ 再流通へ

東急目黒線の武蔵小山駅。

駅ビルの一画で開かれたのはブックオフの不用品買取イベントです。

駅ビルだと買い物のついでがある。ルイ・ヴィトンのバッグをどうしようかなと。

要らなくなった品々を気軽に持ち込んでもらおうと東急とブックオフが連携して始めました。

さらに注目されているのが…

東急のフューチャー・デザイン・ラボの後藤修平さん。

駅や車内に忘れられた物はこちらの倉庫で一時的に保管。

店に並ぶのはスーツケースやスケートボードなど、いずれも駅や車内などで拾得された忘れ物です。

いったん全てブックオフに引き取ってもらえないかと相談したところ了承いただけた。

東急電鉄が預かる忘れ物の量は年間およそ25トン。その7割は持ち主が現れずに廃棄されています。

そこで今回、保管期間が過ぎた忘れ物をブックオフを通じて再び流通させる取り組みを始めました。

有名ブランドの財布やバッグなどは遺失物法に従って警察に届け出ています。期限が過ぎても持ち主が現れず、所有権が東急電鉄に移ったものを売却します。

売却で得た収益は再生可能エネルギー100%で走行する世田谷線の電力購入などに充てる予定です。

ブックオフにとっても初めての取り組みです。

ブックオフGHDの森葉子取締役。

買い取りの間口が広がったのはわれわれの事業にとってもメリット。

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