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[WBS][ROAD TO TOKYO] 平昌で「東京」の準備加速!日本スタッフ170名が集結!

2018年2月19日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

連日盛り上がりを見せている平昌オリンピック、日本選手の活躍も目立っていますよね。

その平昌で2020年の東京オリンピックに向けて動いている人たちがいます。

ROAD TO TOKYO」、今回は彼らの正体を明らかにします。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

[blogcard url="https://tokyo2020.org/jp/"]

スピードスケートで女子で初の金メダルに輝いた小平奈緒選手。フィギュアの羽生結弦選手は2連覇。宇野昌磨選手とワンツーフィニッシュを決めるなどメダルラッシュに湧く平昌オリンピック。

選手以外の日本人も頑張っていました。

彼らは大会のボランティアです。約100人が観客の誘導などに汗を流していました。

日本代表の選手が頑張っている裏で、もう一つの日本代表で頑張っている。「おもてなし」でもジャパンクオリティーを見せられたら。

さらに現地で目立つのが「TOKYO 2020」と書いたコートを着た人たち。

彼らは東京オリンピックの組織委員会のスタッフです。平昌に約170人が集結していました。

組織の事務方のトップ、武藤敏郎事務総長まで乗り込む熱の入れよう。

その目的は、

日本で夏のオリンピックは約50年ぶり。誰も経験したことがない。平昌の組織委員会の準備状況を見ることで東京オリンピックの課題も認識される。

視察団の中にはこんな人も。

ハンマー投げの金メダリスト、室伏広治さん。組織委員会で各競技団体と会場の運営やスケジュールを調整する責任者をしています。

一見、冬の競技と夏の競技は違うように思うかもしれないが、アルペンなど山で行われる競技は天候によって競技のスケジュールが変わる。そういう対応をどうするか。

様々なスタッフが現場へ。

広報担当者が向かったのはオリンピック映像を世界中に配信する拠点。各国の体制を確認します。

グッズの担当者はショップを視察してどんなグッズがどう売られているか確認していました。

サイズがちょうどいい。

2体で一つなので、こう売っている方が購入しやすい。

セキュリティー技術

一方、会場では…。

鷲見玲奈記者、

こちらオリンピックの会場入口ですけど、こちらのカードを首から下げた状態で通るだけで身分がチェックされてセキュリティーが守られています。

平昌では最新のセキュリティー技術が使われています。

それを熱心に確かめる怪しい人たちが…

カメラで撮ったり、メモを取ったり、彼らも組織委員会のスタッフです。

「これは何のチェックのためのバーコード?」

QRコードです。

「偽造防止?」

偽造の場合、ここにマークが出る。

夏のオリンピックは冬に比べ競技の数が約3倍、警備する会場も増えるためより効率的なシステムが求められます。

実態を見て、自分たちがどうかということを検討して、今後われわれの計画にどう生かしていくか。

隣の国で開かれるオリンピックは日本にとって格好の勉強の場となっていました。

武藤事務総長は、

次々と具体的なことを処理しないといけない。あっという間に2年が過ぎるだろう。

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