東京都でいよいよ飲食店の営業時間の短縮要請が全面解除になります。
また都の認証を受けた店に限り酒の提供時間の制限も25日からなくなります。
そして大阪府では飲食店への制限が25日から全て解除されることになりました。
各自治体では遠のいていた客足を呼び戻すために独自の取り組みが動き出していて、最大1万円分のポイントが誰でももらえる還元策も始まります。

東京都
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10月21日、新型コロナの感染者が5日連続で50人を下回った東京都。

東京都の小池知事。
点検・認証済の青いステッカーの店舗については24日をもって営業時間短縮の要請を終了する。

飲食店の営業や酒の提供時間の短縮について感染対策の認証を受けたに店については25日から解除することを正式決定しました。

利用人数については1つのてーブルで4人以内を原則としますが…

5人以上の大人数で同一テーブルを利用する場合、感染リスク低減のためにワクチン接種記録登録アプリ、東京ワクションアプリを活用する。

LINE公式アカウントを使って接種記録を登録できる東京ワクションアプリなどを使い接種証明などを提示すれば5人以上でも利用可能としました。


アプリには割引などの特典も付けるとしています。

急にアクセルを踏むのもどうかという思いもある。状況を見ながら経済を進めていく。

一方、20日に25日からの解除方針を発表していた神奈川県では経済活動を後押しする独自の取り組みが始まろうとしています。

週明けから飲食や買い物に総額70億円分のポイントを還元するキャンペーンがスタート。

神奈川県民以外もポイントを得られるのが特徴です。

利用方法はまず専用アプリ「かながわPay」をスマートフォンにダウンロード。

お客様は食事や買い物の代金を店に設置されたQRコードを読み込んで支払うと最大20%分のポイントがもらえる仕組み。もらえるポイントの上限は1人1万円分です。

実際の支払いには「auPAY」や「LINEpay」、地元の横浜銀行が展開する「はまpay」など5つの方法から選べます。
利用できるのは小売店や飲食店など県内にあるおよそ1万1,000のお店。

地元の店は期待を寄せています。
キタムラの広報、樽谷理衣奈さん。
「かながわPay」は気軽に買い物をしてもらうきっかけになると思う。たくさん利用してほしい。

ポンパドウルの中山興久さん。
消費も上がっていない中でこれをきっかけにもっと当社のパンを食べてもらいたい。

そして期待が大きいのは酒の提供をする飲食店。

時遊陣は小田原漁港から仕入れる金目鯛の一夜干しなど魚が売り。

しかし売り上げはひどい時でコロナ前の3分の1から4分の1に落ち込んだといいます。
時遊陣の商増忠さん。
キャンペーンで少しでもカバーできれば、お客様が戻って来られれば一番いい。
