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[WBS] タピオカブーム地方へ!シャッター商店街が復活!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

10月4日の東京・原宿の竹下通りの様子です。

通りを歩く人達が手にしているのはタピオカドリンクです。いまタピオカは空前のブームですが、そのタピオカ人気が全国に波及し商店街を活性化する起爆剤として期待されています。

タピオカ

とある街。

「何を飲んでいる?」

タピオカ~!!

駅前のあちこちでタピオカドリンクを持つ若者の姿が…

ここはJR福井駅。

実はいま福井に異変が起きています。

駅前の商店街にこの4ヶ月の間にタピオカドリンク専門店が相次いで5店舗出店したのです。

福井駅前の商店街を長年見続けてきた神下良策さん。

商店街としては若い人が来る店がだんだん減っていた中でタピオカの出店が功を奏して期待も持っている。

福井駅前の商店街はもともと老朽化と高齢化によりシャッター街化が進んでいました。

いま現在、300ほどある店舗の内、多いときでおよそ50の空きがあったといいます。

しかし今ではタピオカ店の進出もあり空き店舗が39にまで減少。客層も若返っているといいます。

PEARL DOGS

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7月にオープンした「PEARL DOGS」。

すごくモチモチしてる。おいしい!食感が楽しい!

手間ひまをかけて炊き上げたふっくらモチモチのタピオカが受け、連日多くの若者で賑わっていました。

新たに異業種から参入したオーナーの三井義光さん。

タピオカ市場がまだまだ成長すると見込んでここに店を構えたといいます。

駅前に出店して思うが駅前を活性化しようという志を持つ人が非常に多いことに感心している。

どんどん駅前を足がかりにしてもらえればいい。

今まで商店街に来なかった若い人も足を運ぶきっかけになるのでいいこと。

シャッターが閉まっているより店が増えたり、にぎやかになってくれたらいい。

福井ではタピオカ人気で寂れていた商店街が少しづつ息を吹き返しつつあります。

台湾タピオカ商談会

全国的に広まるタピオカブームを受けて10月4日、福岡で台湾政府が初めて開いた台湾タピオカ商談会。

参加したのは台湾企業21社。

タピオカの原料はもちろん、ミルクティーに使う茶葉や専用のカップの業者など関連する企業が勢揃いしました。

違うフレーバー。お客様の要望で調整できます。

タピオカの輸入は急増していて今年は去年と比べて4倍以上に増えています。

日本で起きている空前のタピオカブームをビジネスの拡大につなげようと商談にも熱が入ります。

貿易業経営の根来恒茂さん、

インスタントタピオカはまだ地方では爆発する。

クライアントの要請で「いい物を見つけてこい」と。

台湾企業は好調な日本市場にさらなる攻勢をかけます。

機械メーカーの担当者は、

うちの機械なら異なる色素や果物の原料でさまざまな色のタピオカを作ることができる。

会場ではカラフルなタピオカとインスタ映えを狙った新たなドリンクを売り込む姿も見られました。

台湾対外貿易発展協会の顔銘華氏、

タピオカミルクティーが台湾で飲まれるようになって30年たつ。

今後日本でもタピオカドリンクがコーヒーのように飲まれる。

1日1杯飲まれるような感じで一種のライフスタイルになる。

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