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[がっちりマンデー] ネットで買える一芸家電ベスト5!(2)[タニカ電器株式会社]

2020年5月3日

がっちりマンデー!

タニカ電器株式会社

[blogcard url="https://tanica.jp/"]

お家から買える!一芸家電ベスト5!

第4位。

岐阜県多治見市にあるタニカ電器。

正直、あんまり聞いたことのない名前ですが…

谷口幸子社長、一体どんな一芸家電で儲かっているんですか?

これです!

ヨーグルトメーカーのヨーグルティアです!

一芸家電はお家でヨーグルトが作れるヨーグルトメーカー。

マシンの中にちょこっとヨーグルトと牛乳を入れれば丁度いい温度でヨーグルトを発酵させてたっぷりヨーグルトを作ってくれる便利なマシン。あら美味しそう!

日本で初めてヨーグルトメーカーを作ったのがタニカ電器で、東芝やパナソニックといった大手を抑えNo.1のシェアを誇っています。

なんでタニカのヨーグルトメーカーが大手のものより売れているのか?

中途半端の温度を保つ技術に優れています。

「何℃くらい?」

25~65℃までの温度です。

その温度幅の中でも牛乳を発酵させてヨーグルトにするには30℃とか40℃くらい中途半端な温度をキープするのが必要不可欠。

その中途半端な温度の調整が得意だと言うんですが、あらまお母様似の端整な息子さん。

谷口雅史さん、

例えば40℃を保つときも他社は45℃や35℃になったり、ガクガクした温度管理をしている。

うちのものに関しては緻密な温度管理をしている。

40℃あたりの中途半端な温度のものは温めるとすぐに温まり過ぎたり、冷やすと冷え過ぎたりとなかなか安定しない。

ところがタニカは世界で初めてヨーグルトメーカーにマイコンを取り付けた。

しかも0.3℃単位で温度を読み取る高性能。だから誤差がほとんどない。

それにしてもよくスゴイ技術を持っていたもんだ。

そこにはタニカのちょっと意外な歴史が…

もともと創業者が日本で初めてお酒のお燗をする機械を造った。

お酒のお燗は沸騰しない中途半端な温度。

その時のノウハウが今日に繋がっている。

酒燗で肝心なのが美味しいぬる燗をつくる技術。

だからタニカはぬるい温めに関して創業以来ずっと研究開発をしてきた。

この技術を応用して1971年に作ったのが日本初のヨーグルトメーカーだったのです。

以来およそ50年、ヨーグルトメーカーの一芸家電、ヨーグルティアが売れ続けてきた。

タニカ電器さんは今!

画期的な新製品「ヨーグルティアS」を発売。

これまで65℃までしか調整できなかった温度がなんと70℃までアップ。

おかげでヨーグルトや納豆だけでなく、お家の中で温泉卵やコンフィまで作れるようになっちゃった。

これはますます儲かりそうです。

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