取れたてを求める人で行列ができる道があります。
地域の活性化に一役買っている新名所を取材しました。
たまご街道
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神奈川県相模原市。

街道沿いにはなにやらのぼりが…

そして反対側のここにも!

掲げられていたのは「たまご街道」の文字。

食べたら全然違う。黄身の色が全然違う。

行列を生む「たまご街道」とは?


相模原市麻溝台にあるたまご街道。
実はこの地域、7つの養鶏場が集中していて新鮮なたまごを売りにした5つの直売所が点在しているのです。

農場の家
ここは養鶏場の運営する直売所「農場の家」。

この日は気温3度の寒さにかかわらず15人ほどが列を作りました。

東京・世田谷区から通うお客様、
やっぱ新鮮だし濃いよね。

オープンするとお客様は我先にとカゴにたまごを入れていきます。

農場の家の平川修店長、
取り扱っているのは「恵寿卵」と「長寿卵」の2種類。

その2種類の違いは…
黄身が濃く、卵かけご飯で食べるのがおいしいという恵寿卵。

チャーハンや炒めものなど普段使いで勧めている長寿卵です。

多いときには1日に400パック以上が売れるといいます。

クチコミで広げてくれたのが一番。

最近「たまご街道」ということでアピールしている。

小川フェニックス養鶏場
たまご街道にはほかにも人気のたまごが…

その養鶏場を訪ねてみました。
ここではおよそ4万羽の鶏を飼育していて、毎日3万5,000個もの卵を出荷しています。


「何という卵?」
小川フェニックスの久木田幸城さん、
これはうちのブランド卵「鳳凰卵」。

こちらではトウモロコシの餌にゴマやヨモギなどを混ぜて鶏を育てています。

濃厚で甘味のある味わいが自慢です。
養鶏場が側にあってよかったと思ってもらえる運営にしていけたらいいと思って。

その一環が「スイートエッグス」という売店。

スイートエッグス
その店がこちら。

イメージアップのため6年前にオープンしました。
中を覗いてみると店内は大賑わい。

20人ほどの行列ができていました。

お客様のお目当ては、
たまご街道は卵を使ったスイーツがおいしいと聞いて。

シュークリーム。

シュークリーム買います。

お客様を呼ぶのはあの新鮮なブランド卵で作ったシュークリームです。

一度に焼けるのは最大80個のため、1日4回の焼き上がるタイミングで毎回行列ができるのです。

こちらではカフェを併設していて昼時はランチのお客様で大盛況。
人気のメニューが「たまごかけごはん」と「たまご屋さんのオムライス」の2つ。

自慢の卵を使ったたまごかけごはんとふんわりトロトロのオムライスです。
取れたてのたまごをご飯にかける。

「卵かけごはんおいしい?」
おいしい。

おいしいです。さらに「追い卵」してます。

さらに1人2個までゆで卵が無料というおまけ付きです。

以前は年配の方が多かった印象だが、いまは小さい子ども連れのお客様もたくさん来てくれるている。

地元の人と共に行きていく、歩んでいく。

そんな養鶏場、たまご街道にしていきたい。
