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[WBS]"コロナ鎖国"との批判も!"厳格"入国制限 来月緩和へ[株式会社タカヨシジャパン]

2022年2月16日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

政府は新型コロナウイルスの水際対策を3月から緩和し、一日あたりの入国者の上限を今の3,500人から5,000人に増やす方向で調整を進めています。厳しい入国制限がコロナ鎖国との批判を受けたことが背景にあり、海外とのビジネスに取り組む現場からは歓迎の声があがっています。

水際対策 3月から緩和へ!

"コロナ鎖国"に批判も

日本の空の玄関口「成田空港」。到着ロビーに外国人の姿はまばらです。

政府がオミクロン株の水際対策として外国人の新規入国を原則停止。さらに入国者数の上限を1日3,500人までとしているためです。

2月16日に発表された1月の訪日外国人数は1万7,800人。感染第3波だった1年前に比べ6割以上減っています。

厳しい水際対策は日本で活動する外国企業などからビジネスに悪影響が出ていると批判を受けてきました。

在日アメリカ商工会議所のクリストファー・ラフルアー特別顧問。

外国企業にとって日本が長期的に信頼できるパートナーかどうか疑問を生じさせる。

在日アメリカ商工会議所の幹部は入国制限が会員企業の64%の投資決定に悪影響を与えていると指摘。

またドイツ商工会議所はドイツ企業におよそ130億円の損失が出ているとして入国制限の見直しを求めています。

自動車部品世界最大手のボッシュでは30人以上の従業員が来日できず新製品の生産ラインの立ち上げに遅れが生じているといいます。

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