[WBS]【THE行列】4時間待ち!とうもろこし

ワールドビジネスサテライト(WBS)

毎年、この時期に畑の中に現れる大行列。

人々を熱狂させる旬の味とは?

その人気のヒミツに迫ります。

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遠州森 鈴木農園

まだ日が昇らぬ午前4時すぎ。

すでに長蛇の列が出来ていました。

その数、ざっと70人ほど。

「何時から並んでいる?」

先頭のお客様は、

22時から。

日が昇る頃には道路にもズラリ。

先頭ははるか先です。

3時間待ちくらい?

4時間くらいじゃない。まだ中に200人くらいいるから。

これだけ待っても味わいたいお目当ては・・・

甘い。

驚きの甘さを誇る「とうもろこし」です。

驚きの甘さのとうもろこし

静岡県西部に位置する森町。

初夏から夏にかけてとうもろこし畑が一面に広がり町の名産品として売り出されます。

そうした中でひときわ人気なのが鈴木農園の直売所です。

駐車場がないからぐるぐる回っていて。そのうち空いてくるから。

先頭に立って交通整理をするのは社長の鈴木弥さん。

行列がすごい。某遊園地を超えましたね。自信あります。

とにかく元気な名物社長です。

この日はお客様の多さを考慮して予定より30分早い午前5時半にオープン。

採れたてのとうもろこしをその場で袋詰め。

大きさによって5本から9本入って1袋1,100円です。

1人5袋まで。

みんな限度いっぱい買っていきます。

日によって3万本も売り上げることがある人気ぶりです。

毎年楽しみにしている。早く買って帰りたいから早起きして来る。

大量購入には子供も貴重な戦力。

かるーい。

本当に?

皮が薄く生でも食べられるこのとうもろこし。

甘いですね。

全然違う。メロンみたい。

一体、どのくらいの甘さがあるのか?

糖度を測ってみると・・・

18.7度。

甘さが売りの果物並みの数値が。

都内のスーパーで売られていたとうもろこしと比べると5度以上高い。

森町で採れるとうもろこしは糖度が高い。気候と土が違うので。

鈴木農園の美味しさの秘密

しかし、その森町の中でもなぜか鈴木農園にだけ大行列ができます。

一体何が違うのか?

美味しさの秘密を探ると意外なところに答えがありました。

1月から6月にかけての間、ほぼ毎日行う種まきです。

広大な畑を区切り、順に種まきをすることで収穫日をずらし毎日食べ頃のとうもろこしを提供できるようにしたのです。

いつでも最高のとうもろこしが販売できる。

また毎朝の収穫にもヒミツがありました。

とうろもこしは夜のあいだに甘さを蓄えるため最も甘みが増す早朝に収穫。

さらに採った後の運び方にもこだわります。

取れた分から速やかに数百メートル離れた直売所へ。

収穫を続けながら小分けにどんどん運んでいきます。

鮮度を守るため車をピストン輸送する鈴木農園独自のやり方です。

新鮮なうちにお客様に届けたい。効率は悪いがこの方法をとっている。

こうした工夫で美味しさに磨きをかけこの季節の行列はもはや風物詩に。

しかし鈴木社長は、

他を回ってもらえたら今の時間ならある。裏で売っている。

待ち疲れたお客様に腸内の地図を配り他の直売所を案内。

町全体のことを考えていました。

お客様を他にもどんどん広めて森町のPRになる。みんなで盛り上げていければいい。

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