健康意識の高まりなどで国内のノンアルコール市場は7年連続で拡大する見込みとなっています。
こうした中、ビール大手のサントリーは2月21日にノンアルコール飲料の販売量を2030年に現在のおよそ2倍に増やす計画を発表しました。サントリーは創業家出身のキーパーソンにその狙いについて聞きました。
拡大続くノンアル市場!高級バーではカクテル20種類
千葉県のスーパー「イオン市川妙典店」を訪ねると…
イオンリカーの町田晋一さん。
こちらノンアルコール飲料になる。
プライベートブランドの商品を中心におよそ50種類のノンアルコール飲料を揃えています。
「どうしてノンアルコールを選ぶ?」
お酒があまり強くないから。
やっぱり雰囲気。ビールを飲んでいる雰囲気を味わいたい。
そうすると食も進むし。
この店ではノンアルコール飲料の売り場をコロナ前のおよそ2倍に拡大。売り上げも1年前と比べて25%増えたといいます。
運動不足や健康意識の高まり、それからメーカーが新たな商品を開発することで市場も広がっている。
ノンアルコール飲料の人気はザ・ペニンシュラ東京でも…
「ベビー東京ジョー」全く酒は入っていない。0.0%。
5つ星ホテルの最上階にあるこちらのバーでは2007年の開業当初からノンアルコールカクテルを10種類ほど提供してきましたが、コロナ禍でより注目が高まったことから新たなメニューを考案。
去年9月に20種類に拡充しました。
峰村美穂記者。
すごく甘酸っぱくて、ほんのりスパイシーな風味もあり大人の味わいです。
ザ・ペニンシュラ東京 ビバレージ マネージャーの鎌田真理さん。
バーに行ったことがない人が足を運ぶきっかけになったので。
初めて来たというお客様が増えている。今年も新しい作品を開発していきたい。