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[WBS][コロナクライシス 経済回復への道]「脱通勤」で「曜日貸し」オフィス登場![サンフロンティア不動産株式会社]

2020年6月25日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

都内では6月24日、25日の2日間で新たに感染を確認された人は100人を超えました。

ホストクラブなどの夜の街や職場、さらに新たな径路の経路が明らかになっています。

新規感染者

6月25日の都内の新規感染者数は48人。

これまでと違う傾向が…

東京都の小池知事、

家庭内の感染が13人いるのがこれまでと違うかなというところ。

48人のうち家庭内で感染したのが13人。そのうち6人が同じ家庭で感染していました。

またホストクラブなどいわゆる夜の街での感染者は21人で全体の4割以上を占めていました。

今月の新規感染者数の推移を見てみるとこの1週間は連日30人を超えていて昨日今日の2日間で100人を超えました。

この状況については、

重症患者数・入院患者数の増加にもなっていないということで、現在の状況は今後急激に陽性者数が増加するような第2波の状況ではないという専門家の見解をもらっている。

本格的な経済再開に向けて6月25日、西村経済再生大臣と経団連の中西会長が会談をしました。

満員電車を経験しなくて済んで、テレワークを多くの人が継続したい気持ちを持っている。

内閣府の調査では新型コロナの影響でテレワークを経験した人は東京23区で55.5%。そのうちの9割の人が今後も続けたいと答えました。

働く人は、

どっちでも仕事ん効率が変わらない。オフィスがある意味は感じなくなった。

電車内の感染が不安かな。

サンフロンティア不動産株式会社

[blogcard url="https://www.sunfrt.co.jp/"]

従来の価値観が大きく変わる中、今週東京港区に新たなタイプのオフィスがオープンしました。

サンフロンティア不動産の小田修平執行役員、

今回新しく提案するのが曜日で貸すというスタイル。

オフィスは最低でも数ヶ月単位で借りるのが一般的ですが、こちらのオフィスはカレンダーを縦割りにした各曜日単位で契約して利用できます。毎日入居する会社が入れ替わるイメージです。

最大40人が座れるデスクのほか、広々としたラウンジ、東京タワーを一望できる屋上ガーデンも利用することができます。

さらにWi-Fiや複合機も使い放題で利用料は月65万円。

今日もオフィスの内見に訪れる人が…

ソフトウェア開発を行うベンチャーの経営者、近澤良さん。

コロナの影響でおよそ20人の社員全員をテレワークにしたため都内に借りていたオフィスを6月末で解約したといいます。

対面によるコミュニケーションが重要。

その曜日に集まって仕事をしてリモートワークに映ればいいという新しいワークスタイルが実感できると感じた。

オフィスを運営する会社は今後都内を中心にこの曜日貸しを拡大していく考えです。

週1回集まるようなこういうスタイルは一つの形として非常に面白いと考えている。

三菱地所レジデンス株式会社

[blogcard url="https://www.mec-r.com/"]

テレワークを望む声が高まる一方で自宅での作業について7割弱が効率が下がったという調査も…

その理由の一つが自宅に仕事をする環境が整っていないことです。

自宅での働きやすさを求める声をビジネスチャンスと捉えている会社がありました。

三菱地所レジデンスの三輪弘美さん、

ここがウォークインクローゼット。

お客様から「狭くてもいいから仕事部屋が欲しい」という声を多くもらい、この空間をワークインクローゼットとして仕事場に変更する。

マンションや戸建ての販売を手掛ける三菱地所レジデンスが今月から導入したのが収納スペースをテレワーク用のスペースへと無償で変更できるプランです。

中にカウンターを設置して仕事に集中できる空間を作ります。

居室はすでに決まった使い方がある。それ以外の所でどう使いたいというときにウォークインクローゼットが代わりになるのではないかと。

発想を「ウォーク」から「ワーク」にともじっている。

さらにいま注目を集めているのが…

三菱地所レジデンスの澤野由佳さん、

住まいの中に新しい居場所を作ることのできる「箱の間」です。

家の中に後付可能な木の小部屋。大きな工事をせず新たな空間を作り出せるとテレワークの浸透とともに問い合わせが増えているといいます。

90キロ近い重さがありますが女性2人でも簡単に動かすことができ、箱を壁向きに置き換えれば30秒ほどで仕事用の空間を作ることができました。

子育てしている親は完全に1人の空間になると周りが気になったり、子どもたちの様子が気になったりする。

「箱の間」は緩やかに仕切れるので周りも見えつつ自分だけの空間ができる。

リノベる株式会社

[blogcard url="https://www.renoveru.jp/"]

住宅のリノベーションを手掛けるリノべる。ここでもある変化が…

リノべるの1級建築士、山神達彦さん、

リビングダイニングの一角にテレワークスペースを設ける提案。

テレワークの増加で家の空きスペースを仕事向けの部屋に改修する需要が伸びているといいます。

さらに、

コロナになってからは音を遮断できるスペースや部屋を囲って集中できるスペースが欲しいというニーズに変わってきた。

以前は壁のない開放的な作業スペースが人気でしたが、自宅で電話やテレビ会議をする時間が増えたことで個室のニーズが高まっているといいます。

今日、ショールームを訪れたお客様は、

仕事をする空間とプライベートの空間が分けられないと切り替えがうまくいかなくてなかなか仕事に集中できなかった。

新型コロナを機に住宅への価値観も変わったといいます。

以前は住むエリアを優先して考えていた。

家にいる時間が増えると周りの環境だけではなくて家の中の間取りをもっと重視するときが来た。

リノべるではこうしたニーズを捉えていく考えです。

住宅の改修の仕方も住居中心に考えればよかったが職場と兼用で考えないといけない時代になってきた。

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