SUBARUは11月11日に来年世界で発売するEV(電気自動車)を初めて公開しました。
またアメリカでは10日に次のテスラとも呼ばれるEvメーカーが新規上場し、終値の時価総額は9兆円を超えるなどEV市場の拡大に期待が集まっています。
株式会社SUBARU
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SUBARUが世界初公開したのはSUVの電気自動車「ソルテラ」。
ソルはラテン語で太陽、テラは大地を意味します。
SUBARUの中村和美社長。
SUBARU初となるグローバルで展開するバッテリーEV。
1回のフル充電で走行できる距離は二輪駆動車で530キロ、四輪駆動車で460キロです。
実はこのソルテラ、トヨタ自動車と共同開発した車です。
トヨタとしっかり議論してこい。負けるなと。
戦法も絶対負けないとやっているので成果となってあらわれた。
しかし、これまで独自のエンジン技術を売りに他社と差別化してきたSUBARU。エンジンのないEVに変わることで、それが失われないか聞いてみると…
SUBARUらしさを進化させることができるのはこの車でよくわかった。
コアなお客様にも乗ったら「これがスバルだね」と言ってもらえると思う。
ソルテラの強みは本格的なSUV、AWD(全輪駆動)性能なのでどこのEVにも負けない。
ソルテラは来年半ばまでに日本やアメリカ、中国などで発売する予定です。
一方、アメリカでは…
ニューヨーク支局の森礎人記者。
こちらはEVのピックアップトラックです。これ製造するメーカー「リビアン」が10日にナスダック市場に上場します。
10日、アメリカのEV新興メーカー「リビアン・オートモーティブ」がナスダック市場に新規上場。
2009年に創業したリビアンにはアマゾンや自動車大手フォードなどが出資。そのアマゾンとはEVの配達バンを2030年までに10万台納入する契約を結んでいます。
初日の終値は公開価格をおよそ29%上回りました。まだ150台余りしか出荷していないのに関わらず終値で計算した時価総額はおよそ9兆8,000億円とアメリカの自動車最大手GMと肩を並べる規模です。
世界的な環境規制強化を背景に次のテスラと目されるリビアンに注目が集まっています。