再び世界同時株安の様相となっています。3月7日の日経平均株価は一時1,000円近く急落し、終値もおよそ1年4ヶ月ぶりの安値をつけました。

さらに香港は3.9%安、インドが2.7%安、そしてドイツは午後9時時点で2.4%安とそれぞれ大幅な下落となっています。

アメリカ ロシア原油"禁輸発言"…!原油13年ぶりの高値 世界株安も
この株安のきっかけのひとつとなったのがアメリカのブリンケン国務長官の発言です。ウクライナへの侵攻を強めるロシアへの経済制裁としてロシア産原油の輸入を禁止する措置をヨーロッパの同盟国と検討していることを明らかにしました。

制裁が実行されれば原油の需給がひっ迫との見方から原油の先物価格が高騰しました。WTI(NY原油)は一時1バレル130ドル台とおよそ13年7ヵ月ぶりの高値を付けました。
