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[WBS]本業で苦境を乗り越える!リモート会議で字幕表示[ソースネクスト株式会社]

2021年6月15日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

AI(人工知能)によって言葉を自動で翻訳するポケトーク。

新型コロナで旅行客が減少したことから売上が大きく落ち込んでいますが、6月15日にこれまでとは違う使い方ができる新たな機能を発表しました。

旅行需要が減る中、本業にこだわって苦境を乗り越えようとする2つの企業を取材しました。

ソースネクスト株式会社

[blogcard url="https://www.sourcenext.com/"]

ポケトークを手掛けるソースネクストが6月15日に開いた発表会。

ソースネクストの松田憲幸会長、

ポケトークを新たな形で進化させたい。

8月から追加する新たな機能、ポケトーク字幕はオンラインのリモート会議で使うことを想定。

パソコンに専用のソフトをインストールすればポケトークとリモート会議システムが連動します。

いま日本語はほとんど話せないというアメリカ人の女性とリモートでつながっています。そしてポケトークを使って会話をしてみたいと思います。

好きな食べ物はなんですか。いま私が話し終わった直後に英語で表示されました。

お寿司が好きだと、またすぐに表示されました。

ポケトークを通じて話すと会話の内容をすぐに翻訳して字幕で表示。82の言語に対応しています。

通訳の方を通さずにポケトークだけで会話ができるとなると本当に直接会話ができているような感覚に近いです。

新型コロナの影響で海外旅行に行けなくなったことなどから2020年度のポケトークの売り上げは75%近く減少。

リモート会議の拡大に目をつけ、この機能を開発しました。

「業態転換は考えなかったのか?」

ポケトークはまだ始まったばかり。

コロナ禍がずっと続いて今の機能のままだと厳しかった。

字幕機能があると新たな活用法が広がる。全く違った展開になる。

横浜駅構内の弁当店「崎陽軒 横浜駅中央店」。

こちらで買えるものといえば、

看板商品のシウマイ弁当。

1日におよそ2万5,000個を売り上げるシウマイ弁当です。

横浜の名物駅弁店として成長してきた崎陽軒。駅での販売にこだわってきました。

しかし、旅行客の減少で売上が激減。2020年度の売り上げは1年前と比べておよそ3割減少しました。

こうした状況の中、崎陽軒が活路を見出したのが…

崎陽軒の西村浩明さん、

こちらが今月3日にオープンしたロードサイド店、逗子銀座通り店です。

普段の食事にもシウマイ弁当を食べてもらおうと街中や道路沿いにも積極的な出店を始めました。すでに7つの路面店をオープンしていて、来年2月までに20店舗を目指します。

さらに冷凍の駅弁を発売。自宅でも崎陽軒のシウマイを食べたいというニーズに応えます。

これまでは横浜のローカルブランドにこだわって商売してきたが、崎陽軒の弁当を食べる機会が減ったという声を多くもらって、それなら崎陽軒がお客様の手元まで弁当を届けようと。

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