ソニーが2018年1月11日に発売する新型aibo。
12月20日の午後8時過ぎに3度目の先行予約販売が始まりましたが今回はわずか38分で完売となりました。
いまaiboのようなコミュニケーションロボットが実は急拡大しています。
その背景に一体何があるのでしょうか?
aibo
[blogcard url="https://aibo.sony.jp/"]
大浜平太郎キャスター、
20時になりました。aiboの3回目の予約受付が始まります。
午後8時に始まったaiboの3回目の先行予約。
11月1日に行われた最初の先行予約では約30分で完売。
さらに11月11日に行われた2度目も14分で完売するほどの人気ぶりでした。
今回は、
完売の表示が出ました。
3度目は38分で完売。
このaibo、初めて販売されたのは1999年。
人とコミュニケーションができる犬型のロボットして話題を集めました。
これまでに5シリーズが販売され今回は12年ぶりの新型となります。
瞳に有機ELを採用することで表情がより自然に。
そして最大の特徴がクラウドと連携したAI。常に学習を繰り返すことで成長していきます。
コミュニケーションロボット
近年、シャープのロボホンやソフトバンクのペッパーなどコミュニケーションロボットが続々と登場し、市場も急成長しています。
ペッパーが登場した2014年度に約8億円だった市場は2020年度には約10倍の87.4億円に成長すると見られています。
新宿高島屋
[blogcard url="https://www.takashimaya.co.jp/"]
大手百貨店も、コミュニケーションロボットの売り出しに力を入れています。
ロボット専用の売り場が作られています。
10月にオープンした新宿高島屋のRobotics Studio。
10種類を超えるロボットが販売されていて2018年3月には売り場を2倍に拡大する予定です。
売れ筋は10万円から15万円のロボットです。
中には30万円を超えるロボットもあります。
Palmi
[blogcard url="http://robots.dmm.com/robot/palmi"]
「今日の天気」
天気ですね。きょうは晴れときどき曇り。寒い一日になりそうです。
「ありがとう」
どういたしまして。
こうしたコミュニケーションロボットは特に60代以上のシニア層に人気といいます。
実際のお客様に話を聞いてみると、
私の親(90代)がまだ生きている。部屋に置いて話せる相手がいたほうがいいのでは。
犬も数ヶ月前まで飼っていたがペットは死ぬということがある。つらい思いをしたので会話をするなら機械のほうがいい。
この売場では年間の売上目標である3,000万円を上回る売れ行きだといいます。
高島屋の子供・玩具・セントラルバイヤーの田所博利課長は、
想定はしていたが予想以上にシニア層が多く来ている。簡単に都合のいい話し相手としてロボットを買うお客様が多いと感じる。
ロボットもスマホの次のような形でより生活に入っていって便利になったり、豊かになったりということが実現するのでは。
株式会社FRONTEO
[blogcard url="http://www.fronteo.com/"]
12月20日に発売されたのは見守りサービスに特化したロボット「Kibiro(キビロ)」。
本体価格は約10万円、さらに年間約1万3,000円のサービス利用料がかかります。
キビロの特徴は細かい設定や操作をしなくても設置するだけで使えることです。
例えば遠く離れた家族が専用アプリでメッセージを入力すると、
お父さん起きてる?
起きているよ。
今日の夜、実家に帰るね。
分かった。待っているね。
このような会話のほか、決められた時間に予め設定したメッセージを話しかけてくれるリマインダー機能も、
お薬を飲む時間ですよ。薬は忘れずに飲みましょうね。
10時です、病院に行く時間ですよ。
さらに頭部についているカメラで人の動きを検知、一定時間動きがないと家族のスマホに連絡したり、会話などの利用履歴を残したりできるなど8つの機能がついています。
フロンテオコミュニケーションズのロボット事業統括、江副滋さんは、
高齢化社会の課題としてコミュニケーション不足がある。そこにコミュニケーションロボットのニーズがある。
くクリスマスの後はお正月を迎える時期なので帰省の際にこのロボットを持って帰って両親と楽しんでもらうとかタイミングがちょうどいい。