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[WBS]異業種が参戦 競争激化!ソニー EV新会社設立へ[ソニーグループ株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

世界最大級の家電と技術の見本市「CES」がアメリカ・ラスベガスでまもなく一般公開されます。

それに先立ち、ソニーグループは開発中のEV(電気自動車)の新たな試作車を公開するとともに、EVの新会社を今年の春に設立すると発表しました。

アメリカ世界最大級のIT見本市

ソニー EV市場に本格参入へ

ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長。

新たな"ビジョンS"の試作車をお見せしよう。

ソニーグループが公開したのはSUVタイプの試作車「VISION-S 02」。

センサーを40個配置して、安全運転を支援するといいます。

さらに…

今春、新会社を設立する。

その名も"ソニーモビリティ"だ。

ソニーは2年前に試作車を公開して公道での走行試験を行ってきました。こうした実績を踏まえEVの事業化に向け本格的な検討に入ることを決めたのです。

日本を代表する電機メーカーがEV事業を本格化させる狙いは何か、発表を終えた直後の吉田社長がテレビ東京の取材でその理由を明らかにしました。

車で大きなプレーヤーになるというよりモビリティの進化に貢献する。

ビジョンSでも最終的には移動空間をエンターテイメント空間にするチャレンジ。

映画や音楽、ゲーム事業などを展開するソニーグループ。目指すのは移動する車内をエンターテイメント空間と捉え、音楽やゲームなどを楽しみながら移動できる車です。

事業化するめどについては…

時間軸についてコメントは控えるが、非常に動きの速い業界なのでタイミングは非常に重要

パナ「メタバース」本格参入

そして、ソニーと同様に空間に注目しているのがパナソニック。

小会社のシフトールがCESで披露するのはVR(バーチャルリアリティー)のヘッドセットです。

ニューヨーク支局の滝沢孝祐記者。

ヘッドセットを付けてみます。メガネを付けたようにピントが合い、360度、前も後ろも手に取るように、何より付けているのを忘れるぐらい軽い感覚です。

VRヘッドセットはわずか250g。ヘッドセットはメタバース、インターネット上の仮想空間には欠かせないものの一つです。

パナソニックはこれらを掲げ、メタバース事業への本格参入を発表しました。

シフトールの岩佐琢磨CEO。

より一般の方々がメタバースの世界にどんどん入ってくる。

友達としゃべる、メタバースの中で旅行に行く、そういうケースでも使ってもらえるといい。

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