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[モーニングサテライト]【CFO参上】「損益計算書は役に立たない」!ソフトバンクグループ”金庫番”の真意[ソフトバンクグループ株式会社]

モーニングサテライト

企業の財務責任者に成長戦略を聞くCFO参上。

今回取り上げるのはソフトバンクグループです。

ソフトバンクグループは業績の変動が非常に大きく毎回大きなニュースになりますが、最終損益は去年の3月期が-9,615億円でした。ところが前期は4兆9,879億円。これは日本企業の中で歴代最高の純利益です。

この業績が落ち込んでいた時に保有資産4.5兆円の売却を発表して市場を驚かせました。

巨額の資金を動かす決断はどのように行われてきたのか金庫番を任されている人物に聞きました。

ソフトバンクグループ株式会社

| ソフトバンクグループ株式会社
ソフトバンクグループ株式会社(代表取締役会長 兼 社長:孫 正義、英文社名:SoftBank Group Corp.)の公式サイトです。企業情報、事業内容、グループ企業、IR情報、CSR情報をご覧いただけます。

福岡ソフトバンクホークス、後藤芳光社長。

もう一つの顔がソフトバンクグループのCFO。業績の急変動を乗り切ってきた金庫番です。

テレビ東京チーフコメンテーター、池谷亨さん。

「前期の決算資料。」

PL(損益計算書)を見ても何の役にも立たない。

投資しているポートフォリオの価値が上がることが一番。

ソフトバンクグループのコア事業は企業への投資。携帯電話の事業会社ソフトバンクも1つの投資先という考えです。

AI(人工知能)関連の成長企業などに投資するビジョン・ファンドが2つ、そして中南米のテクノロジー会社に投資するラテン・アメリカ・ファンド、3つ合わせて231社におよそ12兆円を投資しています。

投資した株の売却益から外部の投資家などの取り分や税金などを引いたものが最終損益となりますが・・・

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長。

コロナの影響が世界の経済に真っ逆さまになる影響を与えるとは。

去年の1-3月期、ソフトバンクグループはおよそ1兆4,000億円という巨額の最終赤字に。

コロナショックに伴う市場環境の悪化を受け、ビジョン・ファンドの投資先企業の評価を引き下げた結果、損失が急増したのです。

そのコロナショックの最中、市場をアッと言わせたのが保有資産の4.5兆円分を売却・資金化するという計画でした。どういう考えだったのでしょう。

マーケットがおかしくなったら投資をやめればいい。

ローンや社債償還のお金があれば会社はつぶれない。

それでも市場や投資家は心配になるから流動性を示そうと、それがあの「4.5兆円」。

結局、半年で5.6兆円の資産を資金化した。

言っていた通り「資産の流動性が高い」と分かってもらえる。

資産の流動性を証明し、さらにその元手で自社株買いや債務の返済を行うことで株主や債権者の不安に対応したのです。

投資会社ゆえに増減幅が大きい損益。

その代わりに彼らが重視する指標がネット・アセット・バリューです。

投資の結果、保有する株式の価値、時価総額の合計から有利子負債を引いたもので含み益を反映できるのが特徴です。

会計上の純資産は簿価。

含み損は減損処理で損益計算書に反映。含み益は反映しない。

「含み益」が会計書類だけを見ても分からない一番のポイント。

ネットア・セット・バリューはわれわれの資産の実質的な財産力。

投資した企業が成長し、その株式の価値が高まる。これを積み重ねた結果、ネット・アセット・バリューはおよそ26兆円。

今後も拡大を続けるためにはさらなる投資が必要です。

成長の鍵を握るのが資金調達。実は個人から集めることを重視しています。

先月発売した劣後特約付き無担保社債、普通社債よりも元本や利息の支払いの順位が低い債権で、個人向けの利率は税引前で2.4%。

SBI証券では300億円を販売しましたが・・・

SBI証券の執行役員、橋本隆吾さん。

2時間半以内で完売。過去最速で発売が完了した。

高めの金利を払ってでも個人を引きつける背景には単なる資金集めを超えた狙いがありました。

携帯もヤフーもLINEもZOZOもみんなリテール(個人向け)。

ビッグデータを活用してAIで新しいライフスタイルを実現したい。

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