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[WBS]過去最大一体なぜ?ソフトバンクG 3兆円最終赤字[ソフトバンクグループ株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ソフトバンクグループは今年4-6月の決算で3兆1,627億円の最終赤字になったと発表しました。四半期の赤字額として過去最大となりましたが、なぜこれほどまでの赤字になったのでしょうか。

ソフトバンクG 3兆円超最終赤字!世界的株安・円安のダブルパンチ

決算会見を開いた孫正義会長兼社長。その表情は険しいものでした。

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長

今回、創業以来最大の赤字を出した。真摯に反省すべきだと考えている。

22年4-6月期の決算で3兆1,627億円の最終赤字になったと発表したソフトバンクグループ。

かつては…

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

1兆円を四半期の利益で超えたのはわれわれにとって初めての経験。

たった3ヵ月で1兆円以上の黒字を出していたころもありましたが、転落のワケは…

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

赤字の要因は大きく分けて2つです。
一つは世界的な株安、もう一つは急速な円安。

世界中の有望な企業に投資しているソフトバンク・ビジョン・ファンド。これまでアメリカの配車サービス大手「ウーバーテクノロジーズ」や韓国のアマゾンといわれるネット通販会社「クーパン」など将来性を見込める企業に積極的に投資してきました。

しかし…

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

この3ヵ月の間にナスダックは22%下がった。
ビジョンファンドで持っている上場株は同じ期間に31%下がった。

ウーバーやクーパンの株価は4月1日の株価と比べて6月末までに大きく下落。ほかの上場済みの銘柄の株価が軒並み下落しただけでなく、未上場株の評価額も下落。ビジョンファンド事業でおよそ2兆9,000億円の投資損失を計上したのです。

これまで成長をけん引してきた事業ですが今回は初めて人員削減について言及しました。

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

悩みがなにか頭髪にどんどん出ておるという状況。
投資の金額が大幅に減っているわけですから大幅にビジョンファンドの人員も減らさざるを得ない。

さらに…

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

為替差益で8,200億円、合計で3兆円を超える赤字になった。

4月から6月末までの3ヵ月で121円台だったドル円は一時136円台まで円安が加速。これによりドル建ての借り入れの返済負担が大幅に増え、為替差損だけでおよそ8,200億円生じたのです。

今後の方針については…

ソフトバンクグループ
孫正義会長兼社長(2019年8月)

新規投資もさらに厳選した状況をもうしばらく続けるべき。
今やるべきは既に投資している473社もあるわけですから、新たに投資しなくても金の卵がたくさんあることを信じながらしっかりと育てていく。

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