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[WBS]ふるさと納税✕NFTアート!導入自治体が増加するワケ[スマートニュース株式会社]

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キャラクターが描かれたイラスト、実はふるさと納税の返礼品なんです。今こうしたデジタルのイラストを返礼品に採用する自治体が増えています。一体なぜなのでしょうか。

活況 ふるさと納税✕NFTアート

5万円で自分だけのキャラ作成

11月24日、スマートニュースの小会社スマニューラボが新たなサービスを発表しました。

スマートニュース
佐々木大輔さん

岩手県遠野市でリリースしたのが「ゲーム・オブ・ザ・ロータス」。

可愛らしいキャラクター、実はふるさと納税の返礼品。

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で寄付をしたい人にNFTを提供するというものです。

スマートニュース
佐々木大輔さん

自分たちもNFTを使ったサービスを作りたいと思っていて。
ふるさと納税を通じてNFT・デジタルコンテンツを返礼品にする自治体を目にした。
買って終わりではなく、続きがあるNFTを作りたいと思った。

まず5万円を寄付するとキャラクターが1体もらえます。

キャラクターの表情や服装、アイテムなど好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。

さらにこんな特徴も…

スマートニュース
佐々木大輔さん

旅行しながらアイテムを増やすことができる特徴を持っている。
導入第1号の岩手県遠野市に実際に存在する風景。

提携先の施設に設置されたQRコードを読み込むと新たにアイテムがもらえる仕組みです。

返礼品を受け取った後も自治体を実際に訪ねたくなる仕組みを設けることで地域振興につなげる狙いです。

スマートニュース
佐々木大輔さん

気軽にどの地域でも作ることができる仕組みにしたので、東北・中越・関西など少しずつパートナーを増やしていきたい。

寄付額12倍の自治体も

こうしたNFTアートを返礼品にする取り組みを真っ先に始めたのが北海道余市町です。

人気の忍者「クリプトニンジャ」とコラボしたイラスト。3万円の寄付で1枚受け取れます。

先月末には受付開始からわずか3分ほどで用意した222枚全てに寄付が集まりました。

その人気を後押ししたのがキャラクターが手に持っているワインです。

ワインの原料となるぶどうの産地として知られる余市町。町内には20以上のワイナリーが地元のぶどうを使ったワインを作っています。

ドメーヌ タカヒコ
曽我貴彦さん

繊細でだしのように幅がある、うま味を感じ、世界にない味であり面白い。

アメリカやフランスなど海外から問い合わせが来るほどの人気ぶり。

現在は抽選でのみ買える幻のワインです。

このワインとNFTアートをかけ合わせました。

北海道・余市町
齊藤啓輔町長

NFTアートの所有者にワインの優先購入権で現実世界のユーティリティー(有用性)を付与する取り組み。

デジタル上のイラストだけではなく、現実でも特典を得られるようにすることで町そのものに関心を持ってもらう狙いです。

高値で売買されることも多く、投機的な意味合いが強いNFT。返礼品として出品する許可を総務省から得るため余市町では1年間転売を禁止しました。

解禁後にその価値がどうなるかはまだ予測ができません。

しかし、余市町を訪れることで絵柄が変化するなどNFTそのものの価値を上げるような仕組みを来月から実装する予定です。

ふるさと納税でNFTアートを入手した人は…

余市町のNFTアートを入手
伊賀智史さん

NFTアートの価値が上がっていく期待もあるし、余市町に対する愛着を持ち続けている感覚。

余市町ではNFTをはじめとするさまざまな取り組みによってふるさと納税による税収は12倍に増加しました。

特産品が少なくても活用ができるため、地域差による格差が生まれにくいNFTアート。

いま返礼品に導入する自治体が増えてきています。

北海道・余市町
齊藤啓輔町長

余市町に追随してNFTをふるさと納税の返礼品にする自治体が出てきて、一つのトレンドになるのではないか。

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