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[WBS]千葉・八街事故教訓に!アルコール検査 対象を拡大[株式会社スマートドライブ]

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飲酒運転が引き起こす悲惨な事故をなくすため企業が実施を義務付けられているドライバーのアルコールチェックの範囲が4月から拡大されました。新たに対象になるのは全国34万ヵ所の事業所で現場は対応に追われています。

飲酒運転対策強化はじまる!「白ナンバー」も検査義務化

去年6月、千葉県八街市で自動5人が死傷した事故。

原因はドライバーの飲酒運転でした。

ここで問題とされたのは事故を起こしたのが白ナンバーの車だったこと。白ナンバーはいわゆるマイカーだけでなく従業員や荷物を運ぶための企業の車にも使われています。

アルコールの検査はこれまでタクシーや運送会社など有償で人や物を運ぶ緑ナンバーの事業者にのみ義務付けられていましたが千葉の事故を受けて白ナンバーの事業者も検査が義務化されました。

東京・江東区の資材販売会社「東合板商会」。こちらも荷物を運ぶ際に白ナンバーを使っています。

ドライバー。

アルコール濃度0.00mg/Lです。

アルコール検査を開始しました。

今回の法改正では運転の前と後でのアルコール検査と1年間その検査結果を保存することが義務付けられました。

そこでこの会社が導入したのが最新のアルコール検知システム。ドライバーはスマホと検知器を使ってどこでも検査でき、会社側もドライバーのアルコールの数値や計測時間などを遠隔で確認できます。

東合板商会の東司陽介社長。

長期に出張に行こうがいつでもどこでもチェックできる。

さらに蛇行運転などの異常がないかリアルタイムで検出できるセンサーも車内に設置しました。

このサービスを提供するベンチャー企業は…

スマートドライブの弘中丈巳さん。

車両管理とアルコールチェックを重ね合わせることで確実にドライバーに飲酒運転を撲滅させる。

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