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[ガイアの夜明け] 再び、巨大「規制」に挑む!(1)

巨大「規制」に挑む!~明かされる「バター不足」の闇~

箱根ベーカリー川崎アゼリア店

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9月中旬、川崎市。

その中心街に行列ができるパン屋さんがあります。

箱根ベーカリー川崎アゼリア店。

クロワッサンが焼きあがりました。

一番人気はクロワッサンです。値段は1つ220円。

焼き立てが次々に売れていきます。

バターの香りが、すごく美味しくて他の店とは違う。

ところが市川美夏子社長、ある悩みを抱えていました。

バターが足りていない。前年の7割しか入ってきていない。

パンの生地に使うバターが足りないというのです。

バター不足

日本屈指の観光地、箱根。

箱根ベーカリーはこの地で生まれました。

パンの生地作りはここで行なわれています。

バターを最も多く使うのが看板商品のクロワッサン。

これがクロワッサンの生地、こちらが折り込むシートバター。

なんと生地の4分の1を占めるバター。これが味と食感の決め手です。

ところが今年、バターを十分に調達できていないといいます。

そのためクロワッサンの生産を減らすしかない状況に陥っていました。

物量も足りない中で価格も高騰している。パン業界もお菓子業界も非常に頭を悩ませている。

家庭用バター

11月上旬、東京・大井ふ頭。

政府は国内のバター不足に対応するため、海外から調達しています。

これはニュージーランド産。

今年度は1万トンを緊急輸入しますが、国が輸入するのは全て業務用バター。家庭用ではありません。

その家庭用、クリスマスの頃になると毎年のように品薄の状態が続いています。

200gの小売価格は約430円、10年で4割近く上昇しています。

街の声

高いですね。

前は298円くらいで買えた。

個数制限があったりするので、そういった時には家族みんなで買いに行く。「どうしてバターだけないんだろう」と疑問に思う。

農協

なぜバターが足りなくなるのか、関係者から意外な言葉が…。

山のようにバターが置いてあったら買わない。どんどんなくなっていくと消費者心理からすれば「またバター不足が起こるのでは」と買い増しという行為が起こる。

バター不足の背後に一体何があるのか?

番組では長期に渡り酪農協会を取材。一人の男に注目しました。

すると見えてきたのは様々な規制と巨大組織、農協の存在。

この制度を守らないと日本の酪農家が守られない。

農家のためじゃない、自分の組織を守っている。ちゃんとしないと農家がなくなる。

規制改革会議

農協への不満が高まる中、政府も規制改革に乗り出していました。

安倍晋三総理大臣は、

食卓に十分なバターが届くよう抜本的な改革を考えていきたい。

改革のカギを握ると言われている自民党農林部会長、小泉進次郎衆院議員。

酪農をどう変えるのか。

日本の酪農基盤を守らなくてはいけない。そのためには農家を儲かるようにしなければいけない。今までの制度もチェックして見直して、そこをしっかりやる時期が来ている。

いまや私たちの食生活に欠かせない様々な乳製品。

その裏で日本の酪農が抱える深い闇に迫ります。

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再び、巨大「規制」に挑む!

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