がっちりマンデー!! ビジネス関連

[がっちりマンデー] 日本各地の「儲かる商店街」に大潜入!

2016年3月13日

日本各地の「儲かる商店街」に大潜入!

日本各地の「儲かる商店街」に大潜入!

全国の商店街はショッピングモールやコンビニに押され、年々減少傾向にあります。
10年前と比べると半数近くになる予測も出ています。

わたしの住んでいる大阪府豊中市には商店街ではありませんが、元気な市場「豊南市場」があります。
商店街も数ヶ所ありますが、元気のあるところ、あんまりなところはっきりしていますね。

今回のがっちりマンデーはショッピングモールではなく、商店街に行きたくなる特集です。

番組のゲストはさん石塚英彦さんと森永卓郎さんでした。
石塚英彦さんは、普通にしていても美味しそうな顔をしていますね。羨ましい!

そんな石塚英彦さんですが静岡のSBS(静岡放送株式会社)で放送している「静岡発そこ知り」という番組で商店街の紹介をしているそうです。
今回の特集にピッタリですね。

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儲かる商店街 in 山口。なぜか軽トラが大集合!

山口県岩国市にある「岩国市中通り商店街」。
全長250mのアーケードに58店舗のお店が並ぶ商店街です。

[blogcard url="http://www.nakadoori.jp/"]

第三日曜日の朝10時から開催される「軽トラ市」。
お休みの店舗の前に売り場を設けて午前中だけ開催されています。

販売している方は地元の岩国の農家の方や加工業者の方々。
朝収穫した新鮮な野菜や自慢の加工食材などを販売しています。

販売されているものは野菜、生花、お米、ジャムなど様々です。

お客様のほとんどは地元の方々。

朝一が始まったのは6年前。
6年前は61店舗中12店舗が閉店してさみしい商店街でした。

ここままではダメだと感じた洋服店を営むフジタメンズUの藤田信雄さん。

[blogcard url="http://www.fujitagroup.com/index.shtml"]

駅前で生鮮食品を販売しているお店が減ってきていました。
そこに目をつけて岩国の里山から野菜を運び販売することで、里山の方も喜び町の人も喜ぶ関係が築けると考えました。
そこで始めたのが軽トラ市でした。

軽トラ市は手軽にマーケットが開けるとして全国に広がっていました。

藤田信雄さんはその軽トラ市を商店街のアーケードの下で行うことを思いついたのです。
アーケードなので天候の心配もなく、交通規制をしているので関係のない車が入ってくることもなく安全です。

紹介された日は16台の軽トラが参加して1代で約5万円の売上があったそうです。

商店街の方々も軽トラ市での集客で売上が向上したそうです。
農家の方々も加工業者の方も、そして商店街の方にも嬉しいイベントになっていますね。

以前、広島に旅行に行った際に行ってみたいと思っていましたが、時間の都合がつかずに行けなくて残念な思いをしました。
また機会があれば行ってみたいです!

儲かる商店街 in 名古屋。アキバと巣鴨がごった煮!

愛知県名古屋市の繁華街栄のすぐ南側にある日本No.1の呼び声高い巨大商店街といわれている大須商店街。

[blogcard url="http://osu.co.jp/"]

東西に600m、南北に400mの巨大な商店街です。
何本もの大通りと路地が入り組み、お客様で大混雑の大人気商店街。

お店の数は約400店舗。
週末には7万人が押し寄せるそうです。

大須商店街連盟の会長、今井富雄さんは大須の特徴を「ごった煮の街」と言います。

本来、門前町で東京で言えば浅草みたいな。と思えば電気街・電脳街、そこから秋葉原的な雰囲気。一言で言えばごった煮の街というのが大須の特徴。

人が集まる街といえば東京の場合、巣鴨でしたら年配の方々、原宿に若物、秋葉原にはオタクと同じ世代・ジャンルのお店が集まっています。
しかし、大須商店街の場合は作業服専門店、フィギュア専門店、老舗洋服店、雑貨屋、メイド喫茶などが同じ場所に集まっています。

今でこそ大人気の大須商店街ですが、一昔前には存亡の危機もありました。

江戸時代以降、門前町として栄えてきた大須。
しかし、戦後の復興計画で「栄地区」が名古屋を代表する繁華街になってきました。

そのせいで大須に集まるお客様が減少。お店がどんどん廃業していきました。
さらに大須にお店を出したくても地権者の方の許可がなかなか出ない問題もありました。

そこで空店舗対策をしていた「婦人服のマルイチ」の小寺信男さん達が出店希望者と地権者の間に入り地権者を説得するようになりました。
集客にも力を入れて、当時から人気のあったリサイクルショップ「コメ兵」を誘致しました。

[blogcard url="http://www.komehyo.co.jp/"]

コメ兵の出店により集客が多くなると地権者の方々の意識が「商店街に活気が戻るかも」と意識が変わりました。
さらに出店希望者にも「最低限のモラルさえ守ってくれればどんな方でもウェルカム!」とどんどん出店されるようになりました。

大通りだけでなく路地も不動産業者と協力して空き状態ではなくメンテナンス済み物件として貸出しました。

大通りから路地まで、あらゆる世代のお客様を集客して成功した商店街となっています。

儲かる商店街 in 福岡。タクシーがフル回転

福岡県北九州市にある北九州工業地帯にほど近い枝光本町商店街。

100mほどのアーケード街と昔懐かしい雰囲気が残る路地で26店舗が営業をしています。

この枝光本町商店街のお客様の大半がご年配の方々。
そのお客様を集めているのが「ジャンボタクシー」

正式名称は「枝光やまさか乗合タクシー」。

ここの商店街のお客様の多くは家は近いのですが丘の上にお住まいです。
歩いて来ることはできますが、荷物を持って急な坂を帰るのが大変。

でも高いタクシーのお金を払ってまで商店街には行けない。
そこで12人乗りのマイクロバスが地域を巡回するジャンボタクシーとして大活躍。

料金は1回150円。
2台の車両が1日62便のフル回転で走っています。採算は度外視だそうですよ。

ジャンボタクシーを考えたのは株式会社光タクシーの石橋孝三社長。

枝光の町は世界遺産で有名な八幡製作所の本事務所のおひざ元。
明治34年に本事務所が出来て以来「鉄の街」として発展してきました。

当時はサラリーマンの憧れの住宅街として約10万人が商店街周辺で生活をしていました。

しかし平成2年に八幡製鉄所の流れをくむ新日鐡住金株式会社が移転すると人口が激減しました。
その結果、商店街に来られるお客様も目に見えて減ったそうです。

[blogcard url="http://www.nssmc.com/"]

なんとかお客様を商店街に呼び戻すために始めたのがジャンボタクシーです。

ジャンボタクシーのおかげで商店街には人が戻り、昨年は5店舗が出店。
今年は2店舗が出店する予定です。

年配の方が多い地域にはお手本になるかもしれませんね。
地域で料金を負担することで頑張れるような気がします。

来週のがっちりマンデー!

来週のがっちりマンデー!は儲かる「お膳立て」!知られざる立役者!。

老舗和菓子屋さんの最中の皮だけを作っている会社などが紹介されるそうです。
コンサルタント会社などが紹介されるのですかね?

どんな企業がどんな企業とつながっているのか楽しみですよね。

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