
財務省が発表した1月の貿易統計によると輸出から輸入を引いた貿易収支は2兆1,911億円の赤字でした。原油などエネルギー価格の高騰や円安が背景で赤字は過去2番目の大きさとなりました。

一方、政府が力を入れる農産物など食料品の輸出額は前の年と比べて2.2%増えました。

さらなる農産物の輸出拡大に向けて付加価値の高い新しい品種の開発も進んでいますが死角はないのでしょうか。現場を取材しました。

千葉産イチゴ チーバベリー!
タイでの価格は日本の2.5倍
千葉市の観光イチゴ農園。

たくさんのイチゴが赤く色付き収穫期を迎えています。

いま摘み取っているのは…
横田ファームの横田文人さん。
千葉県の「チーバベリー」という品種。一般のスーパーなどには出回ることはない。

大粒のイチゴ、2015年に新しい品種として登録された千葉県オリジナルの「チーバベリー」です。

作り始めたのは4年ほど前。当初は作り方も分からず試行錯誤して。

商品として提供できるようになったのはごく最近のことです。収穫したチーバベリーはパック詰めされ、千葉県の農産物であることを示すシールを付けて箱詰めされていきます。

その行き先は…
食育ネットの浅野美希社長。
タイのバンコクにある「トンロー日本市場」に。成田空港から送るのは今回が初めてになる。

こう話すのは農産物の輸出を手がける食育ネットの浅野さんです。
農園で収穫したチーバベリーをその日のうちに成田空港からタイに向けて輸出します。

高評価で追加注文をたくさんいただいている。

「値段は?」
日本の価格の2.5倍くらいになっているのではないかと思う。

輸送費などがかかるため現地での価格は高めですが販売は好調だといいます。

一体どんな味なのでしょうか?
イチゴ狩りに来たお客さん。
甘い。酸っぱくない。おいしいです。

人気のチーバベリーですが課題もあります。