いま海を超えて人気となっているのが日本のホタテです。
特に中国への輸出が増えています。一体なぜなのか、その理由を取材しました。
進風株式会社
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北海道の北部にある猿払村。
今朝、水揚げされていたのは村の名産、ホタテです。
大型のサイズが取れている。
国内ももちろんだが海外の人にも食べてもらいたい。
いま海外への輸出が好調だというホタテ。
北海道内で輸出向けのホタテを扱う卸会社に話を聞くと…
進風の山田英司さん、
ボリュームでいったら中国が多い。
実績あるのは中国がダントツ。
こちらの会社では中国からの問い合わせが去年はほとんどありませんでしたが、先月から問い合わせが相次ぎ、今も24トン分の相談が来ているといいます。
7月13日に発表された中国の今年上半期の貿易統計によると世界的な経済活動の正常化から輸出入ともに去年よりも3割以上増加。
日本からの輸入も3割近くの伸びとなりました。
5月には函館税関管内のホタテを含む魚介類の伸びは13%となっています。
こちらの飲食店「極・北海道寿司」では刺身や寿司が人気ですが、いま注文が増えているのはホタテを使った1皿です。
おいしい。
この店には週2~3回来る。
この店では北海道産のウニやホタテ、ホッキ貝などを航空便で仕入れて提供しています。
客単価は1人1万5,000円ほど。
経済が正常化し、消費が拡大する中、旅行ができない日本の味を求めるお客様が来店するなど好調だといいます。
極・北海道寿司のオーナー、李道興さん、
おいしいものを食べるなら高い金を払ってもいいとお客様は思っている。
この1~2年は日本の水産物の販売は伸びると思う。