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[がっちりマンデー]儲かる!助けすぎビジネス(1)[株式会社シコメルフードテック]

儲かる!助けすぎビジネス

そこまでする?助けすぎ!ビジネス

飲食店のキモ「仕込み」代行で8億円

最初にやって来たのは東京都渋谷区。

シコメルフードテック
西原直良さん

おはようございます。よろしくお願いします。

お出迎えいただいたのは2年前にある助けすぎビジネスを始めたという社長の西原直良さん

番組スタッフ

始めて2年でどれくらい儲かってるんですか?

シコメルフードテック
西原直良さん

8億円。

番組スタッフ

やばくないですか?

シコメルフードテック
西原直良さん

やばいです。

わずか2年で売上は8億円に急成長。一体どんな助けすぎビジネスなのか?

シコメルフードテック
西原直良さん

飲食店のある作業を代行しています。

番組スタッフ

それが飲食店にとっては助かる?

シコメルフードテック
西原直良さん

助かると言う声しか聞かないです。

かなり自信満々な西原さん。

2年前から西原さんの会社に助けてもらっているという日本橋の韓国料理店「豚大門市場」では…

豚大門市場
松江芳栄さん

これが届いています。

番組スタッフ

これ何ですか?肉ですか?

豚大門市場
松江芳栄さん

仕込み済みのプルコギ。
このお肉と野菜を入れて炒めるだけの状態までしてくれる。

なんと西原さんの助けすぎビジネスは飲食店のキモともいえる仕込みを代わりにやっちゃう。その名もシコメル。

飲食店がシコメルに料理の仕込みレシピを渡すと開店前のお店に仕込み済みの商品が届く。

確かに飲食店にとっては仕込みの作業は大きな負担。

先程のプルコギもシコメルに頼む前は豚バラ肉を1.5ミリの厚さに切り、さらに流水で血抜きをして、自家製のタレに漬け込んで味付けと、かなり手間がかかっていた。

豚大門市場
松江芳栄さん

1回の仕込みの量が5、6キロだったので1時間半くらいかかってました。

しかし、シコメルに頼めばお店の味をちゃんと再現して、工場でカットと味付けをしてくれるので仕込み作業は一切なし。

豚大門市場
スタッフ

仕込みは昔より全然楽。

こちらのお店ではプルコギの他にも30分以上かかっていた手羽元の漬け込み作業や14種類の調味料を混ぜ合わせて作っていた純豆腐チゲの味噌ダレなどを全50品のメニューのうち30品の仕込みをシコメルに依頼。

さらに6店舗を展開しているハンバーガ店「SHOGUN BURGER」ではチェーン店ならではのこんなメリットを感じているという。

SHOGUN BURGER
本田大輝さん

店舗展開していく上で大事なのは味ブレをかくしていくこと。
一つの場所で仕込んでいくというのは大事になる。

うん、確かに何店舗もあるお店の場合、お店ごとに仕込みと仕込む人によって微妙に味が変わってしまう味ブレが起こることも。

しかし、シコメルなら同じ工場で作るのでその心配がない。これは安心。

このありそうでなかった食材の仕込みを工場に頼むというビジネス。今までなかなかなかったのにはある訳が。

シコメルフードテック 代表取締役CEO
西原直良さん

工場には許認可というのがあって全ての料理をできるわけじゃない。

実は食品工場では調理工程が20以上のジャンルに分かれていて工場ごとに許可を取った食材しか扱えない。

例えばラーメンの場合はスープは冷凍食品製造業の認可を持つ工場、チャーシューは食肉製品製造業、麺は麺類製造業などそれぞれの認可を持つ工場に連絡しないといけない。

しかし、シコメルなら専用のアプリで発注したい料理の個数を注文。

するとシコメルの提携工場に自動で発注の連絡が届くので楽チン。

しかし、どうしても気になるのが工場で仕込んだ素材で本当にお店と同じ味になるの?ってこと。

番組スタッフ

シコメルを使っていお店の味は変わらないんですか?

豚大門市場
松江芳栄さん

お店の味は全く変わらないですね。

あら~お店の方も太鼓判!

実はシコメルの助けすぎビジネスには細かいこだわりが。

こちらシコメルのテストキッチン。

この日、行われていたのはある洋食店から依頼があったハンバーグの仕込みのチェック会議。

シコメルフードテック 代表取締役CEO
西原直良さん

レストランと工場では器具や火力が違うので味が同じにならない。
その逆算したレシピを僕達がここで微修正している。

そう、お店と工場では調理器具の火力などが違うため同じレシピで作っても微妙に味が変わってしまう。

そこで工場の火力を再現したオーブンでハンバーグを焼いて、お店と同じ味になるよう配合やレシピなどを微調整しているんです。

ちなみに今回は工場のマシンだと火力が強いため、お店では炒めてからお肉と混ぜていた玉ねぎを生のまま混ぜて焼く方法にレシピを変更。確かに細かい。

仕込みが楽になる、お店の味は変わらないと飲食店の間でシコメルが話題になり、開始からわずか2年で利用店舗数がおよそ1,600店舗に急増。

シコメルフードテック 代表取締役CEO
西原直良さん

シコメルは飲食店を助けてがっちり!

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