ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS]コロナ禍 スマホの悩み解決!あえて"指紋認証"を強化[シャープ株式会社]

2021年5月17日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

こちらはある技術の移り変わりを表したイラストです。

最初は数字、それから指紋、そして顔へと進化していったものといえばスマートフォンのロック解除の技術です。

今や新型スマートフォンの多くがこの顔認証システムを導入していますが、あえて一つ前の指紋認証に力を入れたスマホが登場しました。一体なぜなのでしょうか。

シャープ株式会社

[blogcard url="https://jp.sharp/"]

コロナ禍でマスク着用が当たり前となった今、多くのスマホユーザーの悩みの種となっているのが画面上に示される「顔認証を失敗」の文字。

マスクをしたままだと顔認証でロックを解除することができません。

そこで5月17日にシャープが発表したのがマスクをしていても画面ロックが解除できるスマートフォン「AQUOS R6」です。

その仕組みは…

シャープの通信事業本部の小林繁さん、

画面の中に「指紋センサー」が入っている。

ここを触れるだけで一気にロックが解除できる。

スマホの画面部分に指を押し当てて認識。予め登録した指紋と一致するとロックが解除されます。

画面の中に入っているのがこの指紋センサー「3D超音波式指紋センサー」。

ここから出た超音波が指に当たり、立体的に指紋を読み取ります。

支払時にロック解除しないと支払えないがマスクを外すのが嫌だと思うお客様も多い。

指紋センサーを大きく、速くして、ロック解除をしやすくした。

センサーを大きくしたことで広い範囲で読み取ることが可能となり、2本の指を同時に認証することも。

シャープは同時に認証する指紋を2つにした場合、安全性は20倍高まるとしています。

そこでアプリを活用したより便利な使い方を提案しています。

この指紋の部分を長押しするとバーコード決済の画面が現れます。指2本分登録しているというセキュリティー面での安心感もあります。

指紋認証を強化した最新のスマートフォン、来月中旬以降にNTTドコモとソフトバンクを通じて販売される予定です。

今のユーザーはスマートフォンを1日50回ロック解除すると言われている。

コロナ禍において使い勝手を向上する指紋センサーは非常に大きいと思う。

使い方で満足度が上がっていくと見ている。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-,