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[WBS] 業界初「空気清浄機付きエアコン」!気になるニオイ・カビ菌も抑制!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

11月26日、都内は真冬並みの寒さとなりました。お昼前の11時過ぎで最低気温7.3度を記録し、肌寒さを感じる1日となりました。

早速、お部屋の暖房をつけた方も多いと思いますが、本格的な冬の到来を前に電機大手のシャープが業界初の機能が備わったエアコンを発表しました。

シャープ株式会社

[blogcard url="https://jp.sharp/"]

シャープのSAS事業本部、中島光雄副部長、

空気清浄機と呼べる唯一のエアコン「エアレスト」。

シャープが11月26日に発表したのは家庭用の新型エアコン「エアレスト」です。

空気の吸込口全てを集塵フィルターで覆った新しい構造で集塵効率が70%以上、騒音値が55デシベル以下という空気清浄機として名乗れる業界基準をエアコンで初めてクリアしました。

さらにフィルターでは除去できない付着した匂いやカビ菌にも効果を発揮するシャープ独自の技術、プラズマクラスターNEXTも搭載。

われわれは空気清浄機のリーディングメーカー。

エアコンでも空気清浄できる強い浄化力を持ったエアコンを作ろうと考えた。

「きれいな空気」づくり

こうしたきれいな空気づくりを意識しているのはシャープだけではありません。

パナソニックの最新モデル。

高濃度のナノイーXを搭載し、カビ菌の抑制を強化することでより空気をきれいにすることができるといいます。

またダイキンの最新モデルには室外機から取り込んだ水分で作る結露でエアコン内のほこりなどを洗い流す機能を搭載。

ビックカメラ新宿西口店の生活家電アドバイザー、中田恭平さん、

カビとかほこりに対して敏感なお客様が多くいるので、エアコン内部を清潔に保つメーカーも出てきている。

エアコンと空気清浄機との融合

他のメーカーとの差別化を図るためシャープが考えたのはエアコンと空気清浄機との融合です。

大阪・八尾市にあるシャープの白物家電の開発拠点。

ここで4年を掛けて今回のエアコンが開発されました。

新商品の実力を見せてもらいました。

煙が充満した部屋でエアコンを稼働。

従来品は数分経っても変化が見られませんが、新商品は電源を入れるとみるみる煙を吸い取り、わずか30秒ほどで煙がなくなりました。

その鍵となるのがエアコン上部にある集塵フィルター。

一般的なエアコンのフィルターと比べ、新しい集塵フィルターはかなり分厚い作り。

粉を上から落としてみても全く通さないのが分かります。

これによりほこりや塵などの細かいゴミを90%以上カットすることができるといいます。

ただ開発段階ではこんな問題も…

シャープのSAS事業本部、川村政貴技師、

従来のエアコンファンにフィルターを搭載すると風が安定して出ないという問題が生じる。

風量も下がる。

分厚い集塵フィルターが空気の流れを遮り、風量が下がるという問題に直面。

そこで強力なファンを開発。4つ連なるように配置することで解決しました。

シャープは今後、国内だけでなく海外にも売り込んでいく考えです。

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