瀬戸内海汽船株式会社
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続いてやって来たのは広島にある瀬戸内海汽船という会社。


瀬戸内海汽船の川渕です。宜しくお願いします。

こちらに儲かっている船があると聞いたのですが…?

はい、瀬戸内海汽船のフェリーです。

お客様の数も10%くらいずつ伸びてる。

業界全体は右肩下がりのはずの船業界で前の年より1割お客さんが増えているフェリーがあるらしい。


一体どんなフェリーなのか?

まもなく広島港に入港するとのことで見に行ってみると…

「どちらの船?」
ちょうど今入ってきました。

遠くから見えてきたのは紺と白のなんだかちょっとかっこいい船。こちらが瀬戸内海汽船の儲かり船「シーパセオ」。

広島市の広島港と愛媛県松山市の松山港を2時間40分で結ぶカーフェリーなんです。

今までのフェリーのイメージとはガラッと違うシーパセオ。

実は船内にもいろんな工夫があるらしい…

ということで出発!

そのシーパセオの船内は驚きの連続だった!

今までのフェリーのイメージとはガラッと違うシーパセオ。

その船の中は?

こちらがメインの客室になっております。

「キレイですし座りやすそう。」

これまで運行していた瀬戸内海汽船のフェリーは…

窮屈そうな椅子に殺風景なカーペットフロアとちょっと地味な典型的なフェリーの客室。


しかし、2019年に完成した新フェリー、シーパセオはかなり違う!

普通の客席もふかふかのリクライニングで、席数は400から300に減らし1席が広々!


窓際は前の席を低くしているのでどこの席からでもキレイな景色を楽しめる。

さらにお子さん連れにうれしい靴を脱いで上がれる小上がりスペースまで。

いかに快適に過ごしていただけるかをコンセプトに船を作っています。

中でも一番人気なのがお座席と椅子席を掛け合わせた、その名もお座席エリア。


靴を脱いでリラックスしたい方が多いので、靴を脱いで椅子に座るをコンセプトにしてゆったりと景色が見られる。

「すぐうまっちゃう?」

そうなんです。

確かに乗船が始まるとお座席エリアを目指すお客様が。

指定席ではないので早い者勝ちってことでたった数分であっという間に満席に!

席が快適なので乗ってて疲れない。

シーパセオの時間を探して乗ってる。

と、大満足!
こうして2019年8月の就航以来、シーパセオは順調に客数を伸ばし今や誰もが乗りたいフェリーってワケなんです!

しかしなぜ瀬戸内海汽船はここまで大きなフェリーのイメチェンに踏み切ったのか?

実はそのきっかけはあるライバルの登場でした…

尾道から今治のしまなみ海道。

しまなみ海道の開通から一気にお客さんが減少していった。

広島と愛媛を結ぶ橋、しまなみ海道の開通。

マイカーでいつでも行ける手軽さと便利さがうけ、これまでフェリーを使っていたお客様も徐々にしまなみ海道を使うようになり、年間100万人だった利用客が開通後10年で60万人にまで減少。


これはヤバいと運賃を値下げしたもののお客様は戻ってこなかった・・

そこで川渕紀和さんたちはお客様たちにフェリーの何がダメなのかを徹底的に取材!

すると聞こえてきたのは値段や速さではなく…

この椅子だと硬くて疲れちゃう。
カーペットに男性がいるとなんだか座りづらいし休めない。

と、居心地、快適さについての不満でした。

だったらそこを直そう!というワケでこれまでにない快適なフェリー「シーパセオ」が誕生したってワケ。


そんなシーパセオ、実は1番の居心地のこだわりは階段を登った甲板デッキにあるという。

「うわ!スゴいな!」

このシャインデッキ。

床面には人工芝が敷いてあり、ベンチがあるので日差しが強くても安心。


まさに公園のようなデッキを作ったんです。

ここが船のコンセプトのパーク・オン・ザ・瀬戸内海。

公園というテーマで作っていて、瀬戸内海の景色を楽しんでいただけると思います。

そんなお客様に嬉しいフェリーとして生まれ変わったシーパセオ。

ますますお客様が増えそうですね!

瀬戸内海汽船はシーパセオでがっちり!

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