新型コロナの感染拡大で医療体制のひっ迫度が増す中、いま病院に行かなくても医療用の薬を購入できる新たなサービスが広がりを見せています。

SD C株式会社
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11月26日、都内で開かれたのはJR東日本グループがベンチャー企業と連携して新たに展開するサービスの発表会です。

JR東日本では駅や鉄道などを活用したビジネスのアイデアをベンチャー企業から募集。

今回は18社の提案が採用され実証実験を行った上で実用化を目指します。

JR東日本スタートアップの柴田裕社長、
JRが置かれている環境は非常に厳しい。

だからこそ外部のアイデアやテクノロジーを活用することが必要。

今回、実証実験の対象に選ばれた一つが処方箋がなくても病院の薬が買える薬局です。

痛み止めを使う頻度はどれくらい?
1日1回ぐらい。

一錠飲んだら治まりますか?
そうですね。

実は1万5,000種類ある医療用医薬品、いわゆる病院が処方する薬のうち、およそ半分が処方箋なしで販売が可能です。

この薬局では問診票を書き、薬剤師と相談するだけで10分足らずで薬を受け取ることができます。

病院で受診するのと比べお客様にとっては時間短縮に繋がります。
週末にしか病院に行けない。

平日休みを取って行くのも行きづらい。

ここはそれ(処方箋)がいらないというのもあり気軽に寄れる。

保険は適用されませんが、病院のように診察料などは必要なく薬代のみです。

来年1月から東京駅などに実証実験の店舗を出店します。

セルフケア薬局を展開するSD Cの服部雄太社長、
ドラッグストアの薬よりも病院でもらう医療用医薬品がいいという人は一定数いるので、そういった方への医療の選択肢ということで広めていきたいと考えている。
