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[WBS][ケーザイのナゼ?]コンビニはナゼ有名店とコラボ?あなたの"ギモン"直撃リサーチ[株式会社セブン-イレブン・ジャパン]

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コンビニ行くとよく目にするのが有名店とのコラボメニューではないでしょうか。次から次へと新商品が出ていて目移りしてしまいますが、コンビニはなぜコラボメニューに力を入れるのでしょうか。直撃リサーチすると意外な理由も見えてきました。

コンビニが有名店とコラボするワケは?

都内にあるセブン-イレブン千代田二番町店。

弁当コーナーで売られていたのは今の季節に食べたくなる鍋。有名な日本料理店「柿安」や人気のつけ麺店「とみ田」などが監修したコラボ鍋です。

番組スタッフ

きょうは何を買った?

コラボ商品を購入したお客さん

きょうは醤油ちゃんこ鍋を買った。
いつも食べているコンビニの味とは違った味わいがある。

コラボ商品を購入したお客さん

因幡うどんの肉ごぼう天うどん。
実際に福岡に行かなくても、その味が食べられるのがよいと思いチェックしている。

有名店とのコラボ商品はほとんどが1ヵ月程度の期間限定。

なぜ通常商品として1年中販売しないのでしょうか。

1年中販売しないのは…ナゼ?

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部
笠石吉美さん

コラボは「セブン-イレブンの店に来てもらうという新たな目的」これだと思う。
常に切り替わっていくという新しさ。
これは値引き販売セール以上に大きな売り上げにつながる。

またセブン-イレブンが有名店とのコラボに力を入れるのには意外な理由も…

セブン-イレブン・ジャパン 商品本部
笠石吉美さん

神田にあるルー・ド・メールという有名店とビーフカレーをコラボしたが、その時に教えてもらったのが肉を赤ワイン、野菜のブイヨンとしっかり煮込む。
こういった手間のかかったやり方をその時に教えてもらい、通常の商品のレベルを上げていく。

通常商品として売られている「欧風ビーフカレー」に有名シェフから教わった知識や技術を活かすことで味がよくなり、売り上げも10%上がったといいます。

一方、業界トップのセブン-イレブンを追いかけるローソン、こちらも弁当コーナーにはさまざまなコラボ商品が並びます。

定評があるスイーツは…

ローソン
ベーカリー・デザート部
高尾憲史部長

「おいもやさん興伸」とコラボした「どらもっち」。
通常の新商品と比べると約2.5倍の売り上げ。

驚きの売り上げを連発しているローソンが開発した新たなコラボ商品とは…

お客さん

すぐ買う。

お客さん

ホームパーティーがコロナ禍で増えたので、是非買ってみて皆で食べようと思う。

遠くの有名店や行列店の味を手軽に楽しめるコンビニのコラボ商品。

ローソンの新たなコラボ商品は…

ローソン
冷凍ピザ開発担当
島津裕介さん

ラ・ピッコラ・ターヴォラさん監修の冷凍ピザ「ピッツァマルゲリータ」になります。

ローソンの開発担当者が向かったのは東京・杉並区にある人気のピザ店「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」。コラボ商品発売の翌日、その報告に来ました。

ローソン
冷凍ピザ開発担当
島津裕介さん

きのう、この形で売り場に並ぶようになった。
結構パッケージも目立つ形で売り場に映える状況になっている。

こうした有名店はなぜコンビニとコラボするのでしょうか?

有名店がコンビニとコラボするのは…ナゼ?

ラ・ピッコラ・ターヴォラ
小室心平店長

この郊外の永福町に1店舗しかない店を全国の皆に知ってもらうという、認知度PRの販促商品として使わせてもらうのが第1のメリット。

有名店が納得する味を実現するまで繰り返された試作、その数20回以上に上ったといいます。

当初は伸びるチーズを使っていましたが、これをイタリア産のチーズに変更。トマトやパセリもペースト状だけだったものをドライトマトなどを使い食感と味わいを見せのピザの味に近づけました。

ラ・ピッコラ・ターヴォラ
小室心平店長

おいしい。
店の味とは本当に近いかと言ったら、そこは何とも言えないけど。
僕らが考えている「うちのピザ」に対して、ここだけは振れないようにしているというジューシーさやチーズの風味が感じされるポイントはしっかりと捉えて作ってくれている。

では、実際の有名店の味を知るお客さんはこの冷凍ピザを購入したいと思うのでしょうか。

お客さん

すごいうれしい。
なかなか冷凍ピザに手が出てこなくて、それなら店に行こうとなっていたが、これからは身近になるということ。

お客さん

いつも店に行けるわけじゃないから、そういう時に普通の市販の商品よりコラボ商品を手にとって自宅でそういう気分を味わえたらと思う。

一方、ほかの2社とは大きく違う戦略を取っているのが業界3位のファミリーマート。

ファミリーマート
コンビニエンスウェア開発担当
須貝健彦さん

ファミリーマートでは有名デザイナーの落合さんに監修してもらい、緊急時だけではなくて品質デザインにこだわった日常的に使える衣料品を展開している。

有名デザイナーとコラボした洋服などを100種類以上も発売してきたファミリーマート。その新作は…

ファミリーマート
コンビニエンスウェア開発担当
須貝健彦さん

11月22日からダウンジャケットを東京都の約90店舗限定で発売。

新コラボ商品はコンビニなのにダウンジャケットです。価格は強気の6,990円。

表面は撥水加工がされている素材。中綿には環境に優しいポリエステル素材を使用し、羽毛と同等の保温力と軽さを実現したといいます。

さらに使わないときはポケットの中にジャケットを丸ごと仕舞えてコンパクトに持ち運びができます。

しかし、なぜコンビニで本格的な洋服を販売するのでしょうか。

コンビニで本格的な洋服を販売するのは…ナゼ?

ファミリーマート
コンビニエンスウェア開発担当
須貝健彦さん

お客様のニーズが多様化するなかで落合さんのような有名デザイナーと共同開発することで、これまでのコンビニにはない新たな常識を取り込んで進化をしていく。
結果としてお客様に選んでもらうきっかけになると考えている。

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