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[WBS] セブン・ファミマも本格参入!「スマホ決済」が沸騰!

2019年7月1日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

スマートフォンの画面にバーコードなどを表示させて支払いを行う、いわゆるスマホ決済。

コンビニ最大手セブン-イレブンと2位のファミリーマートは7月1日、それぞれ独自のスマホ決済サービスを開始しました。現在、乱立状態になっているスマホ決済市場にコンビニ大手が本格的に参入したことでいよいよスマホ決済は本格的に根づいていくのでしょうか。

スマホ決済

スマホ決済使っていますか?

全部使っている。LINE PAY、メルペイ、PayPay。

最近LINE Payをダウンロードした。

PayPayがめっちゃ還元していた。あの時から。

大規模な還元キャンペーンの効果もあり順調に登録者数を伸ばしているスマホ決済。最大手は現在3,200万人の登録者数を誇るLINE Payです。

期待されるその市場に7月1日、参入したのがコンビニ業界です。

株式会社ファミリーマート

[blogcard url="https://www.family.co.jp/"]

ファミリーマートは独自のスマホ決済「ファミペイ」の提供を開始。早速、総額88億円分を還元するキャンペーンを打ち出し利用者の獲得を目指します。

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

[blogcard url="https://www.sej.co.jp/index.html"]

さらに、同じく7月1日に参入したのが他社に比べスマホ決済の導入が遅れていたコンビニ最大手セブン-イレブンです。

こちらのお茶をセブンペイで買ってみます。

セブン-イレブンのセブンペイはすでに配信されているセブン-イレブンアプリの上に表示され、7月1日から2万1,000店で使えます。

このお茶、セブンペイでお願いします。

他のスマホ決済と変わらずにお会計が終了しました。

セブン-イレブンには電子マネー「nanaco(ナナコ)」がありますが、セブンペイのポイント還元率をnanacoカードの2倍の1%にすることでセブンペイへの移行を促します。

セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長、

今回、セブンペイとアプリのクーポン付与など販促費用に年間500億円を投資する予定。それでお客様のご愛顧をいただければ。

乱立するスマホ決済市場!

セブンの勝算は…

注目のセブンペイはどのくらいお得なのでしょうか?

7月1日から10日までセブンペイに登録するとおにぎり1個が無料になるキャンペーンを始めました。さらに1,000円チャージするともう1個、おにぎりがもらえます。

一方、セブンでの決済が可能になったPayPayとメルペイ、LINE Payは初の合同キャンペーンを11日から始めます。その還元率はなんと20%。5,000円使うと1,000円分が返ってきます。

還元率では見劣りが否めないセブンの勝算は…

セブンアプリで1,500万人のIDをいただいている。

1,500万人がすごく便利になると考えている。

「勝算は?」

あります。

利用客の多さが最大の武器であると自信を見せました。

囲い込み戦略から脱却!

スマホ決済をお得に使うにはどうすればいいのでしょうか?

ポイント還元に詳しい専門家にまずはセブン-イレブンでの使い方を聞きました。

ポイ探の菊池崇仁社長、

セブンペイが一番得かというとそうでもない。

他の方が得だったりする。

キャンペーンに乗るのが一番。

カギは還元キャンペーン!?

11日から21日までの3社合同キャンペーンでは還元されるのは1社につき1,000円が上限です。

例えばLINE Payで5,000円分を決済して上限の1,000円が還元されても、PayPayやメルペイを使えば20%の還元を受けることができます。複数のスマホ決済をうまく使い分ければ最大3,000円が手元に戻ってくることになります。

ただ、20%もの高還元率のキャンペーンはいつまでも続けられるものではありません。

一つの目安が9月末。

消費税増のタイミングまでは20%還元のようなキャンペーンを打ってくる。

キャンペーンが終わったあともスマホ決済は広がるのでしょうか?

バーコード決済はスマホのアプリを立ち上げて残高が足りなかったらチャージ。すごく手間がかかる。

手間をかけてまでやる人がどれくらいいるか難しい。

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