ガイアの夜明け ビジネス関連

[ガイアの夜明け] 「デフレ再燃?」新サバイバル(2)

2016年10月11日

「デフレ再燃?」新サバイバル

合同会社西友

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首都圏を中心に340店舗を展開するスーパー、西友。

「よりどりで安」、「ズーッと安」など安さが西友のトレードマークです。

500mLの緑茶は税抜きで59円。カップ麺は80円。

ある夫婦はそのカップ麺を大量に買い込んでいました。

安い。半額くらい、普通のカップ麺だと170円くらいする。

これらは西友のプライベートブランド「みなさまのお墨付き」。

みなさまのお墨付き

「みなさまのお墨付き」は2012年に登場し、いまや約840種類。

合同会社西友の売り上げを支える人気シリーズです。

試食会

9月中旬、都内のビルの一室に続々と主婦が集まっていました。

この会場には約30人。

「みなさまのお墨付き」の新商品開発へ向けた試食会です。

本日知り得た情報は口外なさりませんように。

張り詰めた雰囲気。

試食会は3日間に渡り、延べ300人が参加します。

それぞれの前にはタブレット端末が置かれています。

するとバックヤードからエプロンにマスク姿の女性たちが一斉に登場します。

配られたのは開発中の生ハムです。

それぞれのモニターには大手メーカーの商品と比較した情報が映し出されます。

この生ハムは200円台、競合する大手メーカーの商品は300円台のようです。

試食後、味、価格、量を総合的に評価し4段階で判定します。

参加者の70%以上が高い評価をしたモノだけ「みなさまのお墨付き」として商品化されます。

中でも主婦が気になるのは、

味はもちろんだが、価格が気になる。安い方がありがたい。

消費増税とか不景気とか価格に敏感になっている。

一方で試食した生ハムについてはこんなコメントも、

価格は安いが、もう少し生ハム本来の美味しさがないと購入したくない。

安くていいが、香りとジューシーさが広がらず、少しがっかりした。

など味にも厳しい意見が寄せられています。

試食会の様子をじっと見ていたのはプライベートブランドの開発責任者、商品開発部のの越智幸三さん。

価格への期待が大きい商品は、毎日買うような消耗品が多い。そういった商品を中心に品質を高めながら値段を下げていく。

合同会社西友は現在、プライベートブランド200品目をリニューアル中。

その内、100品目を値下げしようとしています。

田中陽編集委員

価格に敏感ないまの消費者心理について株式会社日本経済新聞社の田中陽編集委員は

日銀がマイナス金利政策をの導入を発表し「金利がマイナス」とは、どういうことなのか。消費者は「何が起きるか分からない」という不安心理が起きている。消費者は「価格第一」でとらえているわけではない。満足感のあるもの、買い物に失敗したくない。「値段に見合う価値」以上のものを作れるかどうか。

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