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[WBS]レトロブームを追い風に!国産高級ウオッチ半世紀ぶり復活[セイコーウオッチ株式会社]

2022年2月19日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

若者を中心とした昭和レトロブームの影響でしょうか、時計メーカーのセイコーウオッチは昭和時代の高級腕時計ブランドをおよそ半世紀ぶりに復活させました。

セイコー 若者にもアピール!?半世紀ぶり腕時計ブランド復活

東京・銀座。

セイコーウオッチの旗艦店のショーウインドウを飾るのは2月18日に発売された高級腕時計「キングセイコー」です。

その特徴は…

セイコーウオッチ マーケティング統括室、平岡孝悦部長。

「キングセイコー」は一言でいうと"現在によみがえる古典の魅力"というブランド。

今回、およそ半世紀ぶりに復活したキングセイコーはすべて当時と同じ機械式時計です。

濃い色の文字盤は時間が見やすいように針に特別な加工をしています。

この時計のベースデザインになったもの。1965年に開発されたKSKというモデル。

このキングセイコーブランド、誕生したのは1961年です。当時は日本が驚異的な経済成長に突入した時代。「昇進したらいい時計を」との謳い文句で40~50代のサラリーマンに訴求し、国産腕時計市場をけん引してきました。

その価格は当時のパンフレットによると1万3,500円。

今の金額に換算すると15万円ほどです。

今回発売したモデルは19万8,000円。

レトロブームを追い風に若い世代にも訴求して再び市場をけん引して欲しいと期待を滲ませます。

アナログレコードやフィルムカメラも見直されているように20代の方にも味わってもらえるように考えている。

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