5月19日にリニューアルオープンした埼玉県所沢市にある西武園ゆうえんち。
コロナ禍のリニューアルには老舗遊園地ならではのある秘策がありました。
株式会社西武園ゆうえんち
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開演から70年、初めての大規模改装に踏み切った西武園ゆうえんち。
その目玉は…
青果店の叩き売りや山積みにした出前のそばを自転車で運ぶ店員の姿。昭和の商店街を再現し、懐かしさを全面に打ち出しています。
76歳だが子どもの頃の風景と同じで懐かしいよね。
ターゲットはこうした昭和を知る世代だけではありません。商店街には大勢の若者の姿が。
インスタ映えを狙ってきた。
きょうの服装は西武園ゆうえんち仕様。
昭和レトロな雰囲気は若者にとってむしろ新鮮に映るのかもしれません。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による3回目の緊急事態宣言で大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは現在休業中。
またまん延防止等重点措置が適用されている千葉県にある東京ディズニーランドとシーは現在営業時間を短縮しています。
こうした中、西武園ゆうえんちが営業再開に踏み切った理由は…
西武園ゆうえんちの藤井拓巳社長、
再開の判断は難しい部分はあったが、こういう社会情勢だからこそ心に訴えるものを伝えていければ。
入場者は当面最大5,000人に制限。従業員は全員PCR検査を受けるなど感染対策を徹底するとしています。
西武園ゆうえんちの来場者はここ数年、最盛期の5分の1に減少。
そこで今回の改装にはUSJの再生も手掛けた森岡毅氏を起用。
大型のアトラクションではなく懐かしさや人同士のコミュニケーションを武器に人気を取り戻したい考えです。
テーマ性をもった遊園地に変え、選ばれる遊園地を目指す。
当時の活気ある西武園ゆうえんちに迫る集客をしたい。