新宿カルチャースクールいろは
[blogcard url="http://schooliroha.com/"]
都内のとあるビル。
中に入ってみると真剣な面持ちで何かをつついています。
こちらでもツンツン…
「こういうのは何というのですか?」
コケテラリウム。
コケテラリウム、ガラス容器に石や木片などを入れコケを育てる園芸の一つです。
参加者は、
緑が少しでもあれば気分が変わる。会社のデスクに置いてみたら和む。
見ているだけでリラックスできるという理由からここ数年注目を集めているコケ。
クラブツーリズム株式会社
[blogcard url="https://www.club-t.com/"]
こちらの旅行会社ではコケに関係するバスツアーの数が急増。
2017年までの3年間でおよそ6倍になったといいます。
梅雨の時期に青々と輝くコケの名所ランキングとは?
7位~10位
7位 | 福井 | 平泉寺白山神社 |
8位 | 神奈川 | 箱根美術館 苔庭 |
9位 | 石川 | 叡智の杜 |
10位 | 長野 | 蓼科大滝 |
まずは7位から10位。
長野県、石川県、福井県に並び関東の名所がランクイン。
8位の箱根美術館苔庭です。
箱根美術館
[blogcard url="http://www.moaart.or.jp/hakone/"]
200本の紅葉とおよそ130種類のコケが植えられています。
箱根美術館の高橋弘彦さんは、
この庭園が国の登録文化財に指定されているので楽しみに来る人が多い。
人気のスギゴケは名前の通り杉のようなトゲトゲしい葉が特徴です。
この日初めて訪れたという夫婦は、
初めて見るので感動する。手入れされていて歴史を感じる。
気持ちが洗われる。日々の疲れが取れる感じがする。
4位~6位
4位 | 京都 | 祇王寺 |
5位 | 群馬 | チャツボミゴケ公園 |
6位 | 京都 | 三千院 |
続いては4位から6位。
5位には群馬県のチャツボミゴケ公園がランクイン。
チャツボミゴケ公園
[blogcard url="http://chatsubomigoke.web.fc2.com/"]
鮮やかな緑色をしたチャツボミゴケは酸性の水が流れるところに生息するコケ。
広範囲に自生しているところは全国でも珍しく本州ではこの公園だけだといいます。
祇王寺
[blogcard url="http://www.giouji.or.jp/"]
4位には京都の祇王寺がランクイン。
祇王寺は平家物語にも登場する寺で、境内には約40種類のコケが生息します。
四季の移り変わりを楽しむことができるのも魅力です。
3位
いよいよトップ3の発表。
3位 | 長野 | 白駒の池 |
3位は長野県の白駒の池。
その周辺には500種類以上のコケが生息して、日本屈指のコケの森となっています。
この日はおよそ20人が森に入りました。
国立科学博物館・植物研究部の樋口正信理学博士、
乾燥しているとオオスギゴケは葉が閉じているのに対してセイタカスギゴケは葉が縮れる。
コケの観察会です。
コケにはいろんな愛で方があるようで写真をとる人やルーペで真剣にコケを観察する人も。
つい興奮した。見えたと思って。
コケにさわる人まで。
柔らかくてコケらしいと思う。
この観察会は毎回定員が埋まってしまうほど人気だといいます。
北八ヶ岳苔の会の山浦清社長は、
山登りプラスコケというキーワードがひとつ増えた。山登りをやったことない人がコケが好きだからと来る。
2位
2位 | 京都 | 西芳寺 |
2位は京都の西芳寺。
コケが緑の絨毯を思わせる美しさから苔寺とも呼ばれ、世界文化遺産に登録されています。
1位
1位 | 鹿児島 | 白谷雲水峡 |
第1位は屋久島の白谷雲水峡。
映画「もののけ姫」のモデルになったこの地は幻想的な風景が広がります。
寺や自然に囲まれた場所が多かった今回のランキング。
コケの緑と涼しさを求め全国を旅してみるのはいかがでしょうか?