ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS] 改正確定拠出年金法が成立~投資の裾野は~

2016年5月25日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

改正確定拠出年金法

2016年5月24日、国会で成立した改正確定拠出年金法。

確定拠出年金は資産の運用先を自分で選び、運用次第で将来受け取る年金の額が変わる制度です。

掛け金は所得控除の対象となり、運用で得た利益にも税金は掛かりません。

今回の法改正でこれまでは自営業者や一部の会社員に限られていた個人型確定拠出年金の対象が2017年1月から主婦や公務員にも広がります。

株式会社SBI証券

[blogcard url="https://www.sbisec.co.jp/"]

新たな投資マネーに期待して法改正の前から動き始めていた企業もあります。

三井住友アセットマネジメント株式会社の櫻井秀樹さんは

公務員や主婦を集めるのが大変。主婦にどうリーチ(宣伝)していくか。

株式会社SBI証券の瀬畑史郎さんは

加入の入り口として税制面のメリットももっと伝えていくべき。

資産運用会社と証券会社は取り扱う投資信託の拡充や新たなPR方法について準備を進めてきました。

現在、個人型確定拠出年金の利用者は約20万人。

試算では法改正により新たに約2,500万人が対象に加わり、最大5兆円が市場に流入するといいます。

株式会社SBI証券の瀬畑史郎さんは

投資信託の残高でいうと個人型確定拠出年金は5%くらい。新しいお客様が入ってくるので残高が伸びることを期待。

今回の法改正は新たな投資家を市場に呼び込む起爆剤になるのでしょうか。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-