親子離ればなれ 息子はキエフ!「できることは祈るだけ」
ウクライナに留まることを選んだ人もいます。
取材班が国境付近で出会ったニナ・ブリカリさん。息子がまだキエフに残っていると語りました。
心配だが手助けすることがないか聞くことしかできない。
その息子、パブロ・ブリカリさんと連絡を取ることができました。
ロシア軍は街から逃げようとしている人たちを攻撃する。
家にいて戦争が終わるのを待ったほうがいい。
ロシア軍からの攻撃が多い空港の近くに住んでいたパブロさん。リュックひとつでなんとか友人の家に移りましたが、そこから移動はできないといいます。
窓も全部閉めた。攻撃から守るためにふさいでいる。
2月24日にウクライナのゼレンスキー大統領は街の防衛に加わる意志のある市民全員に武器を提供する方針を発表。軍だけでなく市民も戦う準備を進めています。
政府は市民に武器を配っている。
キエフだけではなく多くの都市で自分たちの故郷を守ろうとしている。
離ればなれとなった母親への思いは…
ありがとう。母の顔が見られてとてもうれしい。
プーチンの命令でしか戦争は終わらない。私にできることは祈るのみだ。