エスビー食品株式会社
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まずやって来たのは板橋区にあるエスビー食品。
会社全体の売上げは1,142億円という調味料業界の巨人。
カレー粉やコショーなどのスパイスが有名ですが、広報課の七野知未さんによると実はこの会社、にゅるにゅるチューブでも相当儲かっているらしい。
チューブ入り香辛料の市場規模がおよそ364億円。その中でエスビー食品のシェアがおよそ60%。
にゅるにゅるだけで200億円以上ってスゴい!
というのも実はエスビー食品、そもそもチューブ入り調味料を50年前に初めて作った会社。
特に最近はこれをにゅるにゅる!?といった色んなものをチューブに入れちゃって、これが売れているらしいんです。
チューブにただ食材を詰めていない。様々工夫をしている!
そんなエスビー食品にしかできないにゅるワザを求めチューブの開発室へ。
こちらは開発者の近藤和志さんと田向良子さん。
「元々にゅるにゅる希望ですか?」
入社の選考当時から!
にゅるにゅると出てくる所が私はとても好きです。
天職ですね。
そんな数々のにゅるにゅるを作って来た二人に難しかったにゅるにゅるベスト3を発表してもらおう!
まず第3位は…
きざみ福神漬けです。
チューブにするのが難しい食材、第3位は福神漬け。
大変だったのは食感とにゅるにゅる感を両立させること。
では歯応えを残しながらどうやってにゅるにゅるにしたのか?
ご覧下さい。これは原型ないけど大丈夫?
試食してみると…
ちゃんと食感ある!細いけど食感がちゃんとあります。
食感はこのチューブの口から出るギリギリのサイズを狙って数ミリ単位でサイズを検討した。
実はこれ切り方がスゴい!
大根、キュウリ、レンコンの7つの食材からなる福神漬けを細かくしても歯応えが遜色ないようコンマミリ単位でそれぞれきざむ単位を変えているんです。
続いて第2位は…
みょうがです。
チューブにするのが難しい食材、第2位はみょうが。
色が難しかったです。
みょうがはややピンクの部分とクリーム色の部分と緑の部分、複数あると思いがピンクを維持するのがとても難しかった。
みょうがといえばなんといってもこのグラデーションが特徴。
でも、きざんでにゅるっとさせるとなくなってしまうのでは…
一体どうやっているのか⁉︎
確かに色がグラデーションに見える気もする!
この透明感あるグラデーションはどうやって出すんですか?
それは企業秘密なので…絶対教えることはできません。
「ヒントは?」
ここは敵も多い世の中ですので…
何やらヒミツのにゅるワザがあるらしい。
そして第1位は…
わさびです。
えっわさびってよくありますよね。
これ、普通に出ているだけに見えますが、実は本来にゅるにゅるとわさびのピリリは絶対に両立しないらしい。。
わさびの辛味成分は水に弱くてチューブの中に水分があると辛味成分が維持できないという課題がありました。
では、どうやってチューブに入れたのか?
コンマ数%での絶妙な水分量を探した。
辛味が抜けない絶妙な水分量とわさびのスリ方の細かさ、その絶妙なバランスでにゅるにゅるをを維持していたんです。
なのでエスビー食品のわさびはチューブの中で断トツの売上げNo.1!
エスビー食品はにゅるにゅる調味料でがっちり!
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