株式会社サマンサネット
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東京都杉並区、マンションで作業の真っ最中。
株式会社サマンサネットの鵜沼です。おはようございます。
この方が今までなかったお仕事の達人、株式会社サマンサネットの鵜沼俊英さん。
その現場を見せてもらうと、家具も家電の何もないただの空家に案内されました。
一体ここでどんなお仕事を?
ホームステージャー
今までになかった仕事って何ですか?
ホームステージャーです。
ホームステージャー?
こちらです。
椅子を持つ鵜沼俊英さん。
何もない部屋に家具を飾って中古物件を素敵に見せる仕事。
鵜沼俊英さんの今までになかった仕事とはホームステージャー…って聞いたことないのですけど。
中古の一軒家やマンションを売りたいってお客様のため、部屋を素敵に演出し、なるべく早く、高く売るのをサポートする仕事らしいです。
効果あるんですか?
18ヶ月売れなかった物件がホームステージングをすることで、たった5日で売れた実体験を私はしています。
鵜沼俊英さんが?
そうですね。
実は家を中古でどんどん売る欧米では40年前からいたというホームステージャー。
日本でも中古物件が人気となり、ここ1~2年で一気に増えてきたとということです。
ホームステージング
そのお手並みを拝見します。
今回、ホームステージングするのは高円寺にある物件です。広さ71平米の3LDKです。お値段は約5,000万円。
売れる物件にするテクニックとは?
フロアスタンドで明るさを取っているだけではなく、横に漏れているこの光なんですけど、この周りの光がとても重要なんです。
これは部屋を広く見せる照明のテクニック。
フロアスタンドのおかげで壁に陰影がつき部屋に奥行きが出るのです。
続いてソファにもポイントがあります。
色にも重要な点がありまして、一般の家庭だと汚れの目立たない黒を入れると思いますが、ホームステージングの場合は圧迫感が出ちゃうので明るめの色のほうが部屋が広く見えます。
ソファの色を圧迫感のある黒ではなく、明るいベージュに、ソファの色を変えるだけで部屋全体の印象がガラリと変わり、部屋が広く見えます。
鵜沼俊英さん、今度は台所でもなにやら並べていますけど…。
奥様がお嬢さまと一緒にカップケーキを作るストーリーを展開。
カップケーキ?
ちょっと憧れの生活を演出することで、ここに住んだらそういう生活ができるという印象を持って帰ってもらう。
そこで暮らしている「ワンランク上の生活」を奥さまにイメージさせる。
それがホームステージングのツボです。
もうワンランク上の7,000~8,000万円の物件だと?
そこまでいくとシャンパンブランチ。
2,000~3,000万円だと?
ハンバーガーを一緒に…
最後の仕上げにコーヒー豆を入れる鵜沼俊英さん。
コーヒーの香りでお部屋全体の建材の香りとかを緩和させる作用。
アロマだと好き嫌いが分かれるので、コーヒー豆がベストなんだとか。
こうしてただ見せるだけでなく、可能な限り感覚を刺激する鵜沼俊英さんのホームステージングが完成。
料金は1ヶ月、約20万円。
株式会社サマンサネット
鵜沼俊英さんの会社、株式会社サマンサネットは部屋の整理や収納などアドバイザーを派遣する会社。
3年前からホームステージングビジネスに参入。
不動産会社にしてみると中古物件が売れないと、営業・内覧・広告など人手もコストもかかる。
しかも、大西真史さんによると
中古物件の場合は2~3ヶ月売れないと、200~300万円は下げて売らざるをえない。
中古物件を早く売ることは儲かりの大きなカギ。
そこに目をつけた株式会社サマンサネットがホームステージングを手掛けた物件は、その3分の2が1ヶ月以内に契約成立という好成績で、ここ1年で受注が2倍に跳ね上がったとか。
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