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[WBS] スパークリング日本酒が人気!?出荷量毎年10%増加のワケ!

2018年6月11日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

6月11日、世界一美味しいといわれる日本酒が発表されました。

国内市場では伸び悩みが続く日本酒ですが、泡々の日本酒が急成長を遂げています。

SAKE COMPETITION 2018

[blogcard url="https://sakecompetition.com/"]

6月11日に開催された世界一美味しい日本酒の表彰式。

審査対象は世界最多の1,772銘柄。

市販されている酒の中から純米酒、純米大吟醸など部門ごとに世界一美味しい日本酒が決められます。

純米酒部門第1位は…福島県「会津若松 純米酒」、宮泉銘醸株式会社。

審査は銘柄を隠して行われるため

まだ知られていない地酒なども一躍人気になるチャンスだといいます。

純米酒1位会津若松 純米酒(福島)
純米吟醸1位恵乃智(三重)
純米大吟醸1位南部美人 純米大吟醸(岩手)
スーパープレミアム醸(栃木)
海外出品1位Arizona Sake LLC(アメリカ)

そんな中、いま注目の日本酒が…

中田英寿さんは、

特にスパークリングという市場は国内でも伸びているし、日本酒を知らない人たちは発泡酒のほうが入りやすい。日本酒の発泡酒の広がりはより早く広がるのではないかと思う。

スパークリング日本酒

実は日本酒全体の消費が伸び悩む中、スパークリングの日本酒は毎年10%ずつ伸びているというデータもあります。

今年、スパークリング部門は74点が出品。

株式会社南部美人

[blogcard url="https://www.nanbubijin.co.jp/"]

その中で1位に輝いたのは岩手県、南部美人のあわさけスパークリングです。

なんと2年連続の1位獲得。

特徴は濁りのない透明感とシャンパンのような泡立ち。

のどごしはシャンパンのようですね。

南部美人の久慈浩介社長は、

濁っているスパークリングは泡のきめ細かさを味わいづらい。

あとからきちんと日本酒、お米の甘さだったり、そういうものが口の中に残りますね。作るのは難しいですか?

めっちゃ難しいです。

南部美人は炭酸をあとから注入するのではなく、瓶に詰めてから二次発酵させて泡を作る製法を取り入れています。

同じ製法の酒造も多くありますが、濁りなく透明にするのが特に難しいといいます。

「透明」で「瓶内二次発酵」「シャンパン並みのガス圧」、軽くしゃべっているが全部相反することを言っている。

そこまで透明とシャンパン並みの泡にこだわる理由は…

濁っているというのは世界のスタンダードではない。海外に行って日本酒で乾杯して下さいといってもシャンパンが出てくる。あれに対抗していく日本酒を作らなければいけない。

国内市場が伸び悩む中、海外で需要が伸びている日本酒。

スパークリングにも期待は高まります。

海外での反応もいいですか?

スゴい良いですね。みんなシャンパンだと思う。日本酒だと言うと「信じられない」という。

東京オリンピックで、ぜひ乾杯酒に。日本でも世界でもこのあわ酒で乾杯する。

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