ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS]マクドナルドも閉鎖表明!制裁下 ロシア市民の生活は

2022年3月9日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ロシアへの抗議が相次いでいます。東西冷戦集結の象徴ともいえるアメリカのマクドナルドはロシアの全店舗の一時閉鎖を表明しました。ロシアの市民生活にはどのような影響が出ているのでしょうか。

制裁強化でロシアの市民生活は?日本食レストランが見た現実

経済制裁の圧力が強まるロシア。

首都モスクワにあるこちらの日本食レストラン「いちばんぼし」では豚の生姜焼き定食に日本式カツカレー、本格的な日本料理が現地の日本人のみならずモスクワ市民にも人気です。

お客さんは…

とても好きな店。食事もサービスも素晴らしい。

本格的に始まった経済制裁への対応に追われていました。

メニューを見ると日本の和牛にはバツ印が。今後、調達が難しくなることをにらみラインナップから外したのだといいます。

さらにこれまでフィンランドやノルウェー産を使っていたサーモンは輸入できなくなり、ロシア産に切り替えました。

日本食レストラン「いちばんぼし」の岸本秀樹料理長。

国産も値段が3~4割上がった。

今入荷しているものが来てみないと値段が分からない状況。

経営は難局を迎えてているように見えますが…

前に制裁を受けた2014年はもっと困った。輸入品が多かったので。

ただそれ以降、ロシアは国内生産が増えた

切り替えている分である程度、国内産でいけるようになった。

あと助けになっている中国産が入るのが大きい。

一方、スーパーマーケットを覗くと「砂糖の購入が1人5キロまで」など商品の購入に制限がかかるケースも。

また外国産の商品などが一部欠品になることもあるといいますが、パニック買いにはつながっていません。

次のページへ >

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-