白熱ランキングです。
夏だけでなく冬でも食べたくなるあの冷たい食品のランキングです。
株式会社Something NEW
[blogcard url="https://rollicecreamfactory.com/"]
観光客で賑わう京都。

その一角にひときわ長い行列を作るお店がありました。

お客様のお目当てがこちら。

ロールアイスです。

「寒くない?」
気にしていられない!

こちらはロールアイスの専門店「ロールアイスクリームファクトリー」。

特徴はカラフルなトッピングと、その名前の通りクルクル巻かれたアイスです。

アイスは全て店内で手作り。

お客様が見つめる中、マイナス10度以下に冷やした鉄板の上で凍らせます。

そしてクルクルと巻き取れば…

お待たせしました。

ロールアイスの完成です。

おいしい。

無性に食べたくなる。冬でも。

冬アイス
実は冬のアイスの消費額はこの5年間でおよそ4割も増えています。

こたつにアイスは幸せですよね。

真冬に暖かい室内でアイスを楽しむのが密かなブームだといいます。
そこで今回はこの冬食べたいアイスの人気ランキングを紹介。

果たして一番人気はどのアイスなのか?

8位~10位
食品口コミサイト「もぐナビ」による、この冬新発売の人気アイスランキング。
8位 | 森永製菓 | ステラおばさんのクッキーサンドアイス<マカダミア> | 292円(実勢価格) |
---|---|---|---|
9位 | 井村屋 | やわもちアイス Fruits ストロベリー&チーズ | 216円 |
10位 | 赤城乳業 | MILCREA ガナッシ ドゥ ストロベリー | 173円 |

やわもちアイス Fruits ストロベリー&チーズ
まず注目したのは9位のアイス。
あずきバーでお馴染み、井村屋のやわもちシリーズ「Fruits ストロベリー&チーズ」です。

いちごの果肉を丸ごとトッピング。

クリームチーズなどを使うことでチーズのコクが感じられるアイスです。
そしてやわもちアイスシリーズ最大の特徴がマイナス20度でも硬くならないお餅。

砂糖や餅粉などの原料の配分を調整することで冷凍可でも硬くならないモチモチ食感のお餅を実現しました。

実はこのやわもちアイス、冬に売れるアイスとして開発しました。
すでに年間35億円を超える大ヒット。

いまやあずきバーに続く看板商品となっています。
井村屋グループの浅田剛夫会長は、
あずきバーのセカンドラインを作りたい。それを冬で作りたい。

全体が底上げできる、そういう思いが強くある。

冬でも売れるアイスを作ったことでアイス事業は井村屋の中でも一番の稼ぎ頭に成長。
2年連続で過去最高益を更新しています。

さらに去年12月、井村屋は百貨店にアイスのお店をオープン。

やわもちアイスとあずきバーをベースとした高級アイスを販売しています。


年間を通してアイスの販売を強化していく狙いです。
アイスが夏のものだけではないというのが証明されつつある。

「まだ伸びる?」
伸びると思いますよ。

5位~7位
食品口コミサイト「もぐナビ」による、この冬新発売の人気アイスランキング。
5位 | 江崎グリコ | パピコ 大人の濃い苺 | 194円 |
---|---|---|---|
6位 | 赤城乳業 | ガツン、と牛乳&みかんバー | 173円 |
7位 | 赤城乳業 | イベールアイスデザート スティック抹茶 | 238円 |

イベールアイスデザート スティック抹茶
続いては7位に入ったこちらのアイス、赤城乳業の「イベールアイスデザート スティック抹茶」。

毎年、冬限定で販売しているシリーズで外はアーモンド入り抹茶チョコレートでコーティング。

アイスには宇治抹茶を使用し、その中には生チチョコレートも入っているので濃厚な味わいが楽しめます。

他にも赤城乳業のアイスは6位と10位にも入り、3商品がトップ10にランクイン。

冬に好まれるクリームやチョコレート味など濃厚で高級感のあるアイスを次々と発売しています。
こちらは埼玉県にある自社工場。

赤城乳業といえば「ガリガリ君」!

ガリガリ君を製造しているライン。

夏の代名詞ともいえるガリガリ君が主力です。
この工場では冬でも1日およそ44万本を製造していますが、夏の最盛期に比べると6分の1ほど。

赤城乳業のマーケティング部、岡本秀幸さんは、
夏場、工場はフル稼働で回っているが、冬場でも工場を安定的に稼働させるために新商品の数も重要になってくる。

この日は不二家とコラボした新商品「不二家 LOOK チョコレートアイスバー」の生産を始めていました。

次々と新商品を投入することで冬の市場を狙います。
1位~4位
1位 | 森永乳業 | PARM アーモンド&シルキーホワイト | 594円 |
---|---|---|---|
2位 | ゴディバジャパン | チョコレートアイスバー ドゥブルショコラ オンプラス | 356円 |
3位 | 丸永製菓 | あいすまんじゅう あんこ20%増量 | 140円 |
4位 | セブン&アイ・HD | 和のワッフルコーン大学いも | 235円 |

PARM アーモンド&シルキーホワイト
そして第1位に選ばれたのは森永乳業の「PARM アーモンド&シルキーホワイト」。

濃厚でなめらかなバニラアイスをローストしたアーモンドとホワイトチョコで包み込んだ冬限定商品です。

価格は1箱594円と通常のPARMより150円も高額。

夏よりも客単価が高くなる傾向にある冬アイスの特徴を生かします。
森永乳業のマーケティング開発部、宇田川史郎さんは、
ちょっと贅沢なものを食べようというニーズがあるのかなと考えている。

冬アイスの定着は非常に業績にとって大きなポイントになっている。

メーカー各社がしのぎを削る冬アイスの市場。
ブームはますます加熱しそうです。
