株式会社リクルート住まいカンパニー
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9月、この時期は人事異動が集中するため隠れた引越しシーズンです。
2016年の住みたい街ランキング。
意外な街がランクインしていました。
住みたい街ランキング
株式会社リクルート住まいカンパニーが発表する住みたい街ランキング。
今回は大きな変化がありました。
| 順位 | 地名 | 沿線 |
|---|---|---|
| 1位 | 恵比寿 | JR山手線 |
| 2位 | 吉祥寺 | JR中央線 |
| 3位 | 横浜 | JR京阪東北線 |
| 4位 | 武蔵小杉 | 東急東横線 |
| 5位 | 自由が丘 | 東急東横線 |
| 6位 | 目黒 | JR山手線 |
| 7位 | 池袋 | JR山手線 |
| 8位 | 新宿 | JR山手線 |
| 9位 | 東京 | JR山手線 |
| 10位 | 二子玉川 | 東急田園都市線 |
不動の１位だった吉祥寺をおさえて恵比寿が初のトップに、横浜が２年連続の３位です。
４位と５位には東急東横線の２つの駅がランクイン。
以下、目黒、池袋、新宿とつづき、９位の東京が初めてトップテン入りしました。
東京
そんな中、番組が注目したのは、東京。
東京駅から徒歩20分くらい、東日本橋周辺までのエリアです。
なぜビジネス街東京が住みたい街になったのでしょうか？
株式会社リクルート住まいカンパニーのSUUMO編集長、池本洋一さんによると
働く街だったのが買い物など遊びに行く街に変わってきている。
ここ数年、東京駅の八重洲側では、大掛かりな再開発が進んでいます。
新しいビルに次々と店が集まることでショッピングエリアとしても人気が高まっています。
最近は、こんな変化も起きていました。
リノベーション
築30年の古いオフィスビル。
かつてはよくあるオフィスビルでしたが、今ではオシャレな部屋になっています。
古い物件を好みに改装する「リノベーション」です。
部屋の中をよく見るとオフィス時代の名残りもあちこちにあります。
玄関には火災報知器まで付いています。
東京駅から徒歩15分で、家賃は18万2,000円です。
一般的に新築よりも安いのも人気の理由だといいます。
リノベーションを手掛けたハプティック株式会社の小倉博之社長は
都心のリノベーションしたところに住むという流れがどんどん出ている。リノベーションを探す人が増えている。
東日本橋周辺ではオフィスを店舗に改装するリノベーションが活発です。
街中のいたるところでこだわりの店を見つけることが出来ます。
大型商業施設とは違う、味のある店を求め多くの人が訪れるようになったといいます。
再開発で便利になりながら、個性的な変化が起こっている街、東京。
これからも注目を集めそうです。
恵比寿
１位の恵比寿。
大掛かりな再開発は22年前の恵比寿ガーデンプレイス完成から行われていませんが、なぜ１位なのでしょうか？
恵比寿ガーデンプレイスで頻繁にフェスタが開かれている。毎週違うコンセプトの出展を同じ場所で体験できるから飽きない。
恵比寿はイベントなどが多く飽きずに暮らせるのが人気を集めている理由とのことです。
そんな恵比寿の人気物件は、やはり恵比寿ガーデンプレイスの中にありました。
恵比寿ビュータワー
駅から徒歩９分の恵比寿ビュータワー。
30階の1LDKで家賃約28万円と相場の２倍以上ですが、すでに入居者が決まっています。
30階からの眺めを独り占め。なんとも羨ましい。
人気の街
イベントが豊富で飽きない街、恵比寿。
再開発で注目の東京。
これらの街から、どんなことが分かるのでしょうか？
街の価値を再開発などであげる以外に、新しい暮らし方に共感し人が増えていく。
住民とともに日々姿を変えていく街。
来年はどんな街がトップ１０に入るのでしょうか？