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[がっちりマンデー]業界新聞記者に聞いた!2022年儲かり新商品ニュース!(3)[株式会社プロントコーポレーション]

業界新聞記者に聞いた!2022年儲かり新商品ニュース!

業界新聞の記者だけが知っている儲かるせまい業界新商品ニュース2022

業界新聞の記者に聞いた2022年儲かり新商品ニュース!

続いてやって来たのは東京の湯島にある月間食堂。東京の山本メンチカツセンターがテイクアウトでプラス100万円の売上げ達成とか韓国・台湾料理酒場のお店がなぜか出店ラッシュのヒミツ!などとにかく飲食店の儲かるヒミツが詰まった外食食堂の専門誌。

ヒゲを伸ばしてちょいワル路線でモテようとしているの、通山編集長。月間食堂の新商品ニュース教えて下さい!

月刊食堂
通山茂之編集長

東京・丸の内にエビノスパゲッティというお店が6月に出まして、スパゲッティの調理の仕方が非常に画期的。
調理ロボットで月商600万円売上げてます。
ピッとやって、ヒューンときて、ウィーンって感じ。

月間食堂の通り山編集長が教える儲かり新商品ニュース。外食業界に新時代到来!パスタで月商600万円を叩き出す最新ロボットの正体とは!?

業界新聞 月間食堂 新商品ニュース!

月商600万円!全部作るロボ

やって来たのは東京駅の目の前にそびえ立つ丸の内ビルディング。

番組スタッフ

スゴいおしゃれ!

落ち着いた雰囲気のパスタの専門店「エビノスパゲッティ」。お昼時の店内はお客さんでいっぱい!

お客さん

めっちゃ美味しいです!

お客さん

とても美味しいです。

お客さん

スゴい美味しいです。
アルデンテって感じ。

お客さんたちが絶賛するのが…

店員

お待たせしました。ペペロンチーノです。

一番人気のメニューはプリプリのエビとトマトやルッコラが入ったペペロンチーノ。さらに真っ黒なソースの上に魚のすり身でつくったまんまウニをトッピングしたイカスミなど美味しそうなパスタばかりですがロボットで月商600万円ってどういうことなのか?

そのヒミツが隠されているというキッチンを特別に見せていただけることに。

プロントコーポレーション
山下夏子さん

世界初のパスタ自動調理ロボットP-Robo。
盛り付け以外すべての調理工程を自動で行う世界初のロボット。

一見、普通のロボットに見えますが、ここからここまでが全部ロボットの本体。このP-Roboの一番の特徴がとにかくパスタを作るのが速いってこと。その驚きの実力とは…

パスタを2分30秒で作るP-Robo

普通のパスタ屋さんの場合、提供までは10分以上かかるのですが、P-Roboはどれだけ速いのか?

まずはお客さんがメニューのQRコードを読み取り、パスタを注文。

キッチンでは店員さんがタッチパネルで注文されたパスタを選択。するとマシンの左側にあるストッカーから飛び出した麺をすぐさま沸騰したお湯に入れ、小刻みに揺らしながら茹でる。

麺を茹でている間にロボットの中央では鉄製の鍋の中にソースとカット済みのエビやトマトなどを投入。さらに具材が入った鍋をロボの左側に。茹で上がった麺を入れる。

流れるようなアームさばきでIHヒーターの上に鍋をセットし、左右に回転しながら麺、ソース、具材を混ぜ合わせる。十分に麺とソースが絡んだら回転速度をアップさせ一気に炒める。

炒め終わったパスタをアームで掴み店員さんの元へ。

最後にルッコラをトッピングすればペペロンチーノの完成。

店員

お待たせ致しました。

注文をしてから客席に届くまではたったの2分30秒。

番組スタッフ

パスタはつくらないんですか?

スタッフ

パスタはつくらないです。
出来上がったものを盛ってトッピングするだけ。

番組スタッフ

楽ですか?

スタッフ

楽です。

なんでこんなに早く作れるのか?

実はパスタ作りに時間がかかってしまうのは麺を茹でる作業と具材を仕込む作業が2つあるから。注文が入るたびに1人で2つの作業を行うとどうしても時間がかかってしまう。

しかし、P-Roboはこの2つの作業を同時にこなし、茹で上がりの時間をぴったり予測して麺のもとに運んでくれる。

お客さん

パパっと食べたいので早く出てきてくれるのがありがたい。

エビノスパゲッティがある丸の内はサラリーマンやOLが多いためランチタイムにお客さんが集中。しかしP-Roboはパスタを4皿まで同時に調理できるので注文が次々に入っても問題なし!

まぁとにかく早くパスタを提供するので多いときにはランチタイムだけで客席が5回転。これこそが年商600万円のヒミツだったのです。

それにしても食材の仕込みと茹でる工程だけでなく、一体なぜ全ての調理を行うロボットを開発したのか?

P-Roboを開発したテックマジックという会社の白木さんに聞いてみると…

TechMagic
白木裕士社長

部分的な自動化だと省力化、省人化ではなくなってしまう。一連の調理工程を自動化で1~2人の省人化が出来る。

調理の1工程だけを機械化してもその間の作業を人間がやるとなると結局必要な人数は減らせないし、時間もかかってしまう。しかし、一連の調理工程を全てロボットが行えば、一気に必要な人数が減り、グッとスピードアップが出来るってワケ!

TechMagic
白木裕士社長

エビノスパゲッティとテックマジックはP-Roboでがっちり!

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